【川崎vs仙台プレビュー】エース・小林が好調の川崎は等々力で4戦連続無失点…仙台はフォワード陣の先発争いが激化

【川崎vs仙台プレビュー】エース・小林が好調の川崎は等々力で4戦連続無失点…仙台はフォワード陣の先発争いが激化

ゴール量産体制に入ってきた小林悠。川崎にとっては何よりも頼もしい存在だろう [写真]=Getty Images

■川崎フロンターレ 前節は逆転勝利で広島との天王山を制す



【プラス材料】
 リーグ前節は首位・広島に逆転勝ち。敵地での天王山を制して、勝ち点差を6に縮めることができた。ミッドウィークの天皇杯・湘南戦は90分での逆転勝利。この公式戦5連戦の最後を3勝1分という良い流れで臨むことができる。

 ここ最近、先制される展開が多いのは気がかりだが、それでも負けないのはたくましさでもある。「1点取られると崩れてしまう時期もあったが、そういうところもなくなった。逆転できるのはチームの成長を感じている」と話すのは大島僚太。さらに等々力でのリーグ戦に限れば、4試合連続で無失点が続いている。リーグ最少失点の守備陣と、量産体制に入ってきた小林悠の得点力がかみ合えば、勝利は自ずと近づくはずだ。

【マイナス材料】
 前回の仙台戦はスコアレスドローに終わっている。5バックで堅く守られ、中盤をマンツーマンで対応されたことで前線へのロングボール中心の展開に。ボールを持った時のリズムが生まれず、苦戦を強いられた。得点力があり好調な仙台が相手だけに、同じ轍を踏まないことが重要になる。

 ミッドウィークの天皇杯はターンオーバーしたため、スタメン組の多くは出場を回避。主力を温存することができたとも言える。例外と言えるのは、後半に出場した守田英正、大島僚太、登里享平の3人だ。チームとしてのコンディションにはバラつきが出てしまうが、後ろの負担を軽くするためにも、前線の奮起がポイントになる。ワントップの小林悠だけではなく、家長昭博や阿部浩之、中村憲剛といった2列目の得点力も向上していきたいところだ。

文:いしかわごう

■ベガルタ仙台 古巣対決となる中野に注目、昨季ルヴァン杯では等々力でゴール



【プラス材料】
 仙台は22日の天皇杯4回戦で横浜FM戦に勝利し、これで公式戦4連勝を記録した。厳しい試合日程のために先発メンバーは入れ替わっているが、その中でも結果を出し続けていることが大きなプラス材料。課題が多い試合内容でも、結果によってチームが自信をつけていることは川崎戦に向けてポジティブな要素だ。

 フォワード陣の先発争いが激化し、それぞれ結果を出していることもプラス。天皇杯では石原直樹とジャーメイン良が先発してゴール。リーグ戦ではここまで日本人トップタイの11得点を挙げている西村拓真が特に好調だが、他のFW陣も負けていない。

 また、古巣対決となる中野嘉大にも注目。昨季はルヴァン杯の準決勝2ndレグで、等々力でのゴールを決めた。今回の対戦もゴールが期待される。

【マイナス材料】
 仙台は等々力での勝利から遠ざかっている。2011年のリーグ第7節で2−1の逆転勝ちをしてから、公式戦で勝っていない。昨年はリーグ第29節で2点をリードしたものの、終盤にまさかの3失点で逆転負け。川崎を優勝に大きく前進させてしまった。苦手意識払拭のためにも、勝利したい一戦だ。

 また、相手も条件は同じではあるが、疲労の蓄積も不安材料として残る。試合が詰まった日程も5戦目。リーグ戦と天皇杯で出場が続いた奥埜博亮や大岩一貴といった主力選手のコンディションにも不安が残るところだ。依然として野津田岳人や矢島慎也がけがでの長期離脱から戻ってきていないために、やりくりできる人数は限られている。早めの選手交代などで、このマイナス点を埋めたい。

文:totoONE編集部

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