マンUのスカウトも視察に!? 高円宮杯U-18選抜が英国アカデミーに8発大勝

マンUのスカウトも視察に!? 高円宮杯U-18選抜が英国アカデミーに8発大勝

今回の遠征でキャプテンと務める桂(右)。先制点を決め、チームに勢いをもたらした [写真]=NIKE

 高円宮杯 U−18サッカープレミアリーグ2018で活躍した選手と、2年生の推薦選手から構成された「NIKE NEXT HERO プロジェクト」の選抜チームが現地時間の1月31日、ナイキがサポートするプロ:ダイレクトアカデミーと練習試合(45分×2本)を行った。

 5分にMF桂陸人(サンフレッチェ広島F.Cユース)が先制すると、その1分後にはCKからDF河井哲太(ガンバ大阪ユース)がヘディングシュートを叩き込んだ。11分にはFW森海渡(柏レイソルU−18)がミドルシュートを突き刺し、一気に3点のリードを奪ったが、18分に失点。抜け出した相手FWにフィジカルで抑え込まれ、そのままシュートを許してしまった。

 38分には再び森がゴールを奪い4点目。選手を大幅に入れ替えて臨んだ後半も、細かいパスワークと連係した動き出しで果敢にゴールに迫る。46分にMF小林里駆(FC東京U−18)、47分にMF前田泰良(鹿島アントラーズユース)、62分にMF桃李理永(セレッソ大阪U−18)、最後は68分にFW石田凌太郎(名古屋グランパスU−18)がPKを沈め、8−1で圧勝した。

 今回の遠征で指揮を執る岩成智和コーチ(サンフレッチェ広島F.Cユース)は、「どう戦うか、という意識が共有できていた」と評価する。

「一対一ではフィジカルで勝てない部分があるので、攻守で人数をかけて、共通の意識で戦っていこうと話をしていました。そこは表現してくれたと思います。結果的に点差はつきましたけれど、相手のフィジカルはやはりすごかった。例えば、抜いたと思っても足が出てくる。彼らの強さや速さ、高さ、足の長さといった日本では経験できないことから、何かを学んでほしい」

 遠征初日に岩成コーチは「チャンスをつかめ」と伝えていた。今回参加している3年生はプロ入りを逃し、大学に進学する選手がほとんど。そんな彼らには、「高校を卒業してプロになるというファーストチャンスは逃した。けれど、セカンドチャンスはある。大学1年生からレギュラーで出て、そこから代表に入れば、食い込めるかもしれない。逆転するためにも、この遠征は良い経験になる」と、2年生に対しては「今がファーストチャンスだから、ここで何かをつかんで帰ろう」と言葉をかけ、奮い立たせた。

 試合後に知った話だが、実際にこの日の練習試合には、マンチェスター・Uのスカウトが訪れていた。チャンスはどこに転がっているか分からない。選手たちは、2日に行われるEDVSアカデミーとの練習試合も全力で挑むつもりだ。

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