CL準決勝では古巣対決も実現…世界各地で活躍する現役のアヤックスOBたち

CL準決勝では古巣対決も実現…世界各地で活躍する現役のアヤックスOBたち

世界各地で活躍する現役のアヤックスOBたち [写真]=Getty Images

 今シーズンのチャンピオンズリーグで、バイエルン、レアル・マドリード、ユヴェントスといったトップクラブを撃破し、ベスト4まで辿りついたアヤックス。フレンキー・デ・ヨングやマタイス・デ・リフトら若手タレントを擁するチームは世界中で注目を集めるが、今夏には主力選手の多くが退団するものとみられる。

 準決勝で対戦するトッテナムにも、“アヤックスOB”が在籍。ダビンソン・サンチェス、トビー・アルデルヴァイレルト、ヤン・フェルトンゲン、クリスティアン・エリクセンは、いずれもアヤックスで才能を磨きトッププレーヤーへの仲間入りを果たした。

 彼らだけでなく、“アヤックスOB”は今も世界各地に点在していて、様々な活躍を見せている。そこで今回は、アヤックス卒の現役プレーヤーたちを11名紹介しよう。

*下記、移籍金は『Transfermarkt』を参照
*日本円は4月30日時点のレートで換算

写真=Getty Images

▼GK
ヤスパー・シレッセン(オランダ代表/30歳)



現所属:バルセロナ
アヤックスでの出場数:143
売却先:バルセロナ(2016年:1300万ユーロ)

2011年にオランダのNECからアヤックスに入団したときの移籍金は300万ユーロ(約3億7000万円)だったが、3度のリーグ制覇に貢献すると、2016年に移籍金1300万ユーロ(約16億円)でバルセロナへのステップアップを果たした。スペインではドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの牙城を崩せず、ベンチを温める時間が多いが、ピッチに立てば得意のフィード能力を披露している。

▼DF
ダビンソン・サンチェス(コロンビア代表/22歳)



現所属:トッテナム
アヤックスでの出場数:45
売却先:トッテナム(2017年:4000万ユーロ)

アヤックスに在籍したのは、2016−17シーズンの1年間だけ。それでも実力を証明するには十分な時間だった。センターバックながら6得点を叩き出し、クラブの年間最優秀選手に選出。ヨーロッパリーグでも主力として準優勝を経験した。その後、複数クラブで争奪戦が繰り広げられた末にトッテナムへの加入が決定。移籍金は、アヤックスが1年前に支払った額の8倍となる4000万ユーロ(約50億円)だった。

トビー・アルデルヴァイレルト(ベルギー代表/30歳)



現所属:トッテナム
アヤックスでの出場数:186
売却先:アトレティコ・マドリード(2013年:700万ユーロ)

アヤックスの下部組織で育ち、2009年にエールディヴィジデビュー。以降、不動のレギュラーとして3度のリーグ制覇を経験した。2013年に移籍したアトレティコ・マドリードでは定位置を確保することができなかったものの、サウサンプトンへのレンタル移籍を経て加入したトッテナムでは、1年目からクラブ年間MVPを受賞。今では、プレミアリーグ屈指のDFという評価を確立している。

ヤン・フェルトンゲン(ベルギー代表/32歳)



現所属:トッテナム
アヤックスでの出場数:220試合
売却先:トッテナム(2012年:1250万ユーロ)

10代でアヤックスの下部組織に加入すると、2009−10シーズンからは同胞のアルデルヴァイレルトと共に最終ラインを形成。2011−12シーズンには、オランダ年間最優秀選手に輝いた。2012年から在籍するトッテナムでは、すでに公式戦250試合以上に出場。2007年にデビューを果たしたベルギー代表でも100試合以上の出場歴を誇るなど、重鎮の一人として活躍している。

ケニー・テイテイ(オランダ代表/23歳)



現所属:リヨン
アヤックスでの出場数:55試合
売却先:リヨン(2017年:400万ユーロ)

モザンビーク人の父とインドネシア人の母のもと、オランダの首都アムステルダムで生まれると、10歳でアヤックスに入団。強いフィジカルと確かなキック精度を武器に、19歳でエールディヴィジデビューを果たした。2017年からはフランスに拠点を移し、現在はリヨンで活躍中。オランダの次世代を担うタレントの一人として、今後のさらなる成長が期待されている。

▼MF
デイヴィ・クラーセン(オランダ代表/26歳)



現所属:ブレーメン
アヤックスでの出場数:181試合
売却先:エヴァートン(2017年:2700万ユーロ)

11歳でアヤックスの下部組織に入ると、18歳でトップチームデビュー。その5日後には、リーグ戦デビューを果たし、出場からわずか42秒でゴールを決めた。以降は中盤の主軸を担い、2015−16シーズンにはオランダ年間最優秀選手賞を受賞。2017年に満を持してエヴァートンへの移籍を果たした。しかし、プレミアリーグでは真価を発揮することができず、わずか1年で退団。現在は、日本代表FW大迫勇也の所属するブレーメンで活躍している。

ウェズレイ・スナイデル(元オランダ代表/34歳)

現所属:アル・ガラファ
アヤックスでの出場数:180試合
売却先:レアル・マドリード(2007年:2700万ユーロ)

“アヤックス卒業生”としては最も著名な選手の一人だろう。2007年の退団以降は、レアル・マドリード、インテル、ガラタサライといった名門クラブを渡り歩き、インテルではチャンピオンズリーグ優勝を含む3冠達成に貢献。オランダ代表の最多出場記録保持者であり、2010年の南アフリカ・ワールドカップでは大会最多タイとなる5得点を挙げて母国の準優勝に貢献した。昨年1月からはカタールのアル・ガラファに在籍し、“10番”を与えられている。

クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表/27歳)



現所属:トッテナム
アヤックスでの出場数:162試合
売却先:トッテナム(2013年:1350万ユーロ)

2013年、エールディヴィジ3連覇を置き土産にアヤックスからトッテナムへ移籍。すると、1年目から類まれなるゲームメイク能力を発揮し、クラブの年間最優秀選手に輝いた。その後もアシストを量産すると、昨季は選手協会(PFA)による年間ベストイレブンに初選出。名実ともにプレミアリーグ屈指の攻撃的MFとなった。現在、『Transfermarkt』が算出する市場価値は8500万ユーロ(約106億円)。MFとしては世界で7番目に高額なプレーヤーとなっている。

▼FW
ルイス・スアレス(ウルグアイ代表/32歳)



現所属:バルセロナ
アヤックスでの出場数:159試合
売却先:リヴァプール(2011年:2650万ユーロ)

2007年、フローニンゲンからアヤックスに加入した際の移籍金は750万ユーロ(約9億3000万円)だった。以降、得点を量産し続け、2011年にリヴァプールへ移籍した際には2650万ユーロ(約33億円)、2014年にバルセロナへ移籍した際には8172万ユーロ(約102億円)の移籍金が支払われた。アヤックス入団以降、公式戦500試合以上に出場し、350以上のゴールを叩き出している。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ(元スウェーデン代表/37歳)



現所属:ロサンゼルス・ギャラクシー
アヤックスでの出場数:110試合
売却先:ユヴェントス(2004年:1600万ユーロ)

母国スウェーデンのマルメからアヤックスに引き抜かれたのは2001年夏のこと。当時まだ19歳だった。加入1年目からリーグとカップの2冠獲得に貢献すると、2004年以降はユヴェントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・Uと欧州の名門クラブを渡り歩き、毎シーズンのようにタイトルを獲得してきた。昨年3月からはアメリカのロサンゼルスに拠点を移したが、衰え知らずのパフォーマンスとお馴染みの“イブラ節”で変わらぬ存在感を発揮している。

アルカディウシュ・ミリク(ポーランド代表/25歳)



現所属:ナポリ
アヤックスでの出場数:75試合
売却先:ナポリ(2016年:3200万ユーロ)

2014年夏、ミリクがレヴァークーゼンからアヤックスにやってきた時はレンタル契約だった。ドイツでは思うような活躍を見せられていなかったからだ。しかし、オランダの地で彼の才能は開花する。1年目から公式戦23ゴールを挙げると、シーズン終了後に完全移籍が成立。2年目も公式戦24ゴールを挙げる活躍を見せた。すると2016年に、3200万ユーロ(約40億円)という高額の移籍金でナポリヘの加入が決定。アヤックスで新たなキャリアを切り開くことに成功した。

(記事/Footmedia)

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