開幕節の最注目カード、マンU対チェルシーについて知っておきたい7つのこと

開幕節の最注目カード、マンU対チェルシーについて知っておきたい7つのこと

開幕節で対戦するマンチェスター・Uとチェルシー [写真]=Getty Images

 9日に行われたリヴァプール対ノリッジを皮切りに、2019−20シーズンのプレミアリーグが開幕した。

 開幕節の最注目カードは、11日に行われるマンチェスター・U対チェルシーだろう。プレミアリーグの通算優勝回数は、マンチェスター・Uが13回、そしてチェルシーが5回と、両チームがトップ2を独占している。しかし、昨シーズンは優勝争いに絡むことなく1年を終えた。

 覇権奪還のためにも、白星スタートを切りたい両者。そんな注目の一戦について知っておきたい7つのポイントを紹介する。

■プレミアではチェルシーが勝ち越し

両チームの初対戦は1905年。以来、公式戦で183回にわたって激突してきた。通算対戦成績では、マンチェスター・Uが75勝55分け53敗と大きく勝ち越しているが、プレミアリーグでの戦いに限れば、18勝21分け15敗とチェルシーが上回っている。なお、“対マンチェスター・U”で最多5勝を挙げた指揮官は、昨シーズン途中までマンチェスター・Uを率いたジョゼ・モウリーニョだ。

■開幕戦は得意
創設元年から28年連続でプレミアリーグに在籍するマンチェスター・Uとチェルシー。開幕戦の勝利数でもトップ2を独占しており、それぞれ18勝と17勝を記録している。なお、両者が開幕節に戦うのは2004−05シーズン以来のこと。チェルシーはモウリーニョ体制の初陣となった15年前のゲームを、エイドゥル・グジョンセンの先制点を守り切って勝利。わずか15失点でリーグ制覇を成し遂げたシーズンの布石を打った。ちなみにチェルシーには、日曜開催のプレミアリーグ開幕戦は負けなし(11戦して8勝3分け)という心強いデータもある。

■史上初のOB監督対決

昨シーズン途中からマンチェスター・Uの指揮を執るオーレ・グンナー・スールシャール監督と、今年7月にチェルシーの新指揮官に就任したフランク・ランパード監督はそれぞれのクラブOB。そして、マンチェスター・UとチェルシーがOBを監督に据えて対戦するのは、これが史上初のことになる。両者は2000年代前半に選手として6度対戦し、2勝2分け2敗のイーブンだった。監督としての初対決を制すのは果たしてどちらになるのか、注目ポイントの一つだ。

■すでにオールド・トラッフォードで勝利
これが監督としてのプレミアデビュー戦となるランパード監督だが、マンチェスター・Uとは現役時代に38回も対戦。開幕戦のプレッシャーへの対応に問題はないはずだ。そもそも同監督は、昨シーズンまで率いたチャンピオンシップ(英2部)のダービー・カウンティで、マンチェスター・Uに勝っている。昨年9月に行われたリーグ杯3回戦で、ダービー・カウンティはマンチェスター・Uと敵地で対戦。ランパード監督はモウリーニョ監督との“師弟対決”に臨むと、PK戦の末に勝利を収めた。その当時と同じ『オールド・トラッフォード』が舞台となる今回の一戦、狙うのは白星以外にない。

■若手重視に転換
新シーズンを迎えるにあたって、両指揮官は若手選手の積極的な起用を明言している。スールシャール監督は就任以降、アカデミーに所属していた10代の選手たちを次々にトップチームに登用し、今夏のプレシーズンでも積極的にチャンスを与えた。移籍市場ではクラブ史上最高額でDFハリー・マグワイアを獲得したが、DFアーロン・ワン・ビッサカとMFダニエル・ジェームズというともに21歳の即戦力候補も手に入れている。一方のチェルシーは補強禁止処分を受けて満足のいく補強が叶わなかったが、ランパード監督は現戦力で戦えると断言。昨シーズンはチャンピオンシップの監督のなかで、21歳以下の選手に与えた出場時間が最も長かったというデータもあり、古巣を率いるにあたっては、ともにダービーから帰還したDFフィカヨ・トモリやMFメイソン・マウントに期待を寄せているようだ。

■スペイン代表の正GK争い

マンチェスター・Uのダビド・デ・ヘアとチェルシーのケパ・アリサバラガは、スペイン代表の正守護神の座を争うライバル同士。キャップ数では4歳年上のデ・ヘアがケパを大きく上回っているが、最近の公式戦は3試合連続でケパがスタメン出場を果たしている。昨年行われたロシア・ワールドカップではデ・ヘアがレギュラーとして出場したが、次のユーロ2020では立場が逆転しているかもしれない。ライバルであり友人でもある両GKのパフォーマンスにも注目したい。

■予想オッズは?
イギリス大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』は日本時間9日16時現在、マンチェスター・Uの勝利に「2.15倍」、チェルシーの勝利に「3.5倍」、ドローに「3.3倍」というオッズを付けている。マンチェスター・Uはホームでのプレミアリーグ、チェルシーを相手に最近6試合負けがない(2勝4分け)。さらに今夏のプレシーズンも6戦全勝と仕上がりは上々。新体制が発足したばかりのチェルシーはやや分が悪いと言えそうだ。とはいえ、「勝負は下駄を履くまでわからない」とも言う。果たして開幕白星スタートを飾るのはどちらのチームになるだろうか。

(記事/Footmedia)

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