JSNサッカークラブが熱戦を勝ち抜き初優勝!…EXILE CUP 2019 北海道大会

JSNサッカークラブが熱戦を勝ち抜き初優勝!…EXILE CUP 2019 北海道大会

EXILE CUP 2019 北海道大会を制した、JSNサッカークラブ

「Dreams For Children・子どもたちに、夢を。」を合言葉に、株式会社LDH JAPANが全国規模で主催しているフットサル大会「EXILE CUP 2019」の北海道大会が8月14日、札幌市東区の札幌サッカーアミューズメントパークで行われた。小学4年生から6年生までの男女を対象に実施されているこの大会。10年目の今年は北海道内各地から過去最多となる52チームが出場し、9月に愛媛県今治市で開かれる決勝大会への出場を目指して、熱戦を繰り広げた。

 10周年の記念大会ということもあり、豪華なゲスト陣が来場。大会アドバイザーを務める岡田武史さん(FC今治オーナー/サッカー日本代表元監督)をはじめ、LDH JAPANからTHE RAMPAGEのRIKUさん、劇団EXILEの小野塚勇人(おのづか はやと)さん、Flowerの重留真波(しげとめ まなみ)さん、MABUさんが会場を盛り上げた。

 開会式では、まず岡田さんが「第1回から『EXILE CUP』に携わってきましたが、今ではこの大会の出場者から年代別の日本代表選手が出始めています。サッカーは勝ち負けももちろん大事ですが、楽しむことが何よりも大切。今日は大いに楽しんでください」とあいさつ。続いて「チームのために全力を尽くして!」(RIKUさん)、「たくさんのいい思い出を」(MABUさん)、「全力プレーを期待します!」(小野塚さん)、「水分をしっかり取ってがんばって」(重留さん)と、それぞれエールを送った。その後は選手とスタッフが全員で恒例の「ダンス体操」を踊り、元気にウォーミングアップ。北海道の夏らしいさわやかな晴天に恵まれながらも、時おり強い風が吹きつけるコンディションの中、計6面の人工芝コートで同時にキックオフを迎えた。



 予選リーグは計52チームが4チームずつ、A〜Mの13ブロックに分かれて総当りで対戦。各ブロック1位の13チームと2位の中から成績上位3チームの計16チームが決勝トーナメントに進む。

予選リーグの注目はMブロック。初戦で13点、第2戦は16点と圧巻の攻撃力を見せたASARI Football CLUB(小樽市)と、直近の全国大会に北海道代表として出場した強豪のプレイフル函館ジュニア(函館市)が最終戦で激突した。試合は後半に一挙3得点を挙げたASARI Football CLUBが4-1で勝利を飾り、3連勝で決勝トーナメント行きを確定。プレイフル函館ジュニアも2位通過を決めた。

 16チームで争われた決勝トーナメントはさらに白熱。パスをつないで後方からしっかり組み立てる遅攻、工夫を凝らしたセットプレーやサインプレー、攻守のメリハリと切り替えの意識の高さ、連動してプレスを掛けながら組織的に追い込む守備など、各チームともメンバーの持ち味を生かしてしのぎを削った。



 決勝に進出したのは、地元のJSNサッカークラブ(札幌市)と予選2位通過から地力を発揮して勝ち上がったプレイブル函館ジュニア。1999年から2001年までコンサドーレ札幌の監督を務めていた岡田さんも「北海道のサッカーは年々レベルが上がっている。決勝戦もすばらしい試合でした」と評した緊張感のあるゲームとなった。

 互いに惜しいシュートを連発するダイナミックな展開の中、相手ゴール前に攻め込んでチャンスをものにしたのは、JSNサッカークラブ。先制後はプレイブル函館ジュニアのコーナーキックやキックインを生かした多彩な攻撃に苦しめられながらも、体を張ってゴールを守りきったJSNサッカークラブが前半を1-0で折り返した。

 全国大会行きが見えてきてプレッシャーが掛かる後半。JSNサッカークラブの小門祐太(こもん ゆうた)監督が「今季のチームは一人ひとりの技術のレベルは高いものの、勝負強さに欠ける面も。プレッシャーが掛かる場面で力を発揮できるかどうか」と課題を指摘していたとおりの緊迫した試合展開に。JSNサッカークラブは後半開始早々、連動した追い込みでボールを奪取した下島晴人(しもじま はると)君がそのままドリブルで右サイドを持ち上がると、豪快にシュートを突き刺して待望の追加点。さらに終了間際にも、プレイブル函館ジュニアの猛攻を振り切り、株本琉杏(かぶもと りあん)君がカウンターからきれいに押し込んで3-0とし、JSNサッカークラブが同大会初優勝を飾った。

 JSNサッカークラブのキャプテン・西村泰志(にしむら たいし)君は試合を振り返って、「緊張する場面でも思い切って勝負できたところが良かったし、手ごたえも感じました。全国大会は初出場。基本のボールコントロールから鍛え直してチャレンジしたいと思います」と意気込みを話してくれた。

 この結果、JSNサッカークラブは北海道代表として、9月15日に愛媛県今治市のありがとうサービス.夢スタジアムで開催される決勝大会の出場切符を獲得した。

文=能登亨樹 写真=兼村竜介