バーモントカップ王者を破ったLA vita FUTSALCLUB U12が初出場・初優勝!…EXILE CUP 2019 東海大会

バーモントカップ王者を破ったLA vita FUTSALCLUB U12が初出場・初優勝!…EXILE CUP 2019 東海大会

EXILE CUP 2019東海大会を制したLA vita FUTSALCLUB U12

 8月18日、10年目を迎える「EXILE CUP 2019」の東海大会が岐阜県の長良川競技場で開催された。東海4県から参加した52チームが35度を越える厳しい暑さにも負けず、9月に今治市で開催される全国大会の切符をかけて激戦を繰り広げた。

 今大会には、DOBERMAN INFINITYのGSさんと、DEEP SQUADのDEEP YUICHIROさん、DEEP KEISEIさん、宇原雄飛(うはら ゆうひ)さん、比嘉涼樹(ひが すずき)さんが応援に駆けつけた。GSさんは「主役は皆さん。今日を思い出に残る一日にしてください」と激励。その後は、大会スペシャルサポーターのEXILE ?SAさんが考案した、恒例の「ダンス体操」で楽しくウォーミングアップを行ない、会場がひとつになったところで熱き戦いの火蓋が切って落とされた。



 予選リーグは4チームずつ13ブロックに分かれて総当たり戦で行われ、各ブロックの1位チームと、各ブロックの2位チームの中から成績上位の3チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出する。

 6つのコートで同時に行なわれた予選リーグで目を惹いたのは、今年のJFAバーモントカップ 第29回全日本U-12フットサル選手権大会(以下、バーモントカップ)で日本一に輝いたBRINCAR FC(愛知)だ。

 予選の1試合からバーモントカップ岐阜県代表の翼SCレインボー垂井(岐阜)と激突。今大会を占う注目のカードとなったが、BRINCAR FCは前線からの連動したプレスで相手の自由を奪って、序盤から主導権を握り、エース・宮川陸斗(みやがわりくと)君を軸にした多彩な攻撃で6-1と圧勝。2戦目も2017年大会で3位に輝いたBIANCO CF(岐阜)を5-0と寄せつけず、3戦目の志摩セブンきっずFC(三重)にも17-0と大勝。強豪ひしめく”死のブロック“を物ともせず、予選リーグ最多となる28得点を叩き出して3連勝し、”王者”の貫禄を見せつけた。

 そのBRINCAR FCに待ったをかけたのは、初出場のLA vita FUTSALCLUB U12(三重)だった。三重県代表としてバーモントカップを戦ったチームは、「攻撃型のスタイルで全国大会に挑んだ結果、3戦全敗だった。攻撃的な戦術ではいいプレーができても勝利に直結しないと感じたので、今大会の準々決勝からは、守備的な戦い方に切り替えた」(池山大貴監督)ことが功を奏する。

 ゴレイロの荒木琉偉(あらきるい)君を中心に連動したチームディフェンスでBRINCAR FCの攻撃陣を封じ込めて1-1でPK戦へ持ち込むと、ゴレイロの荒木君が2本連続で阻止。PK戦を2-0で制して、BRINCAR FCを退けた。勢いづいたLA vita FUTSALCLUB U12は、続く準決勝でも前回覇者の聖隷ジュニアフットボールクラブ(静岡)を撃破し、初の決勝へと駒を進める。



 決勝の相手は、2年ぶりの優勝を目指す静岡の強豪・PIVO。立ち上がりからPIVOが積極的に攻撃を仕掛けるが、LA vita FUTSALCLUB U12は堅い守備からボールを奪うと、スピーディーなボール回しで一気に反撃に転じて、前山塁生(まえやまるい)君が先制点を挙げる。試合を優位に進めるLA vita FUTSALCLUB U12は、後半にも鉄壁の守りから2点を追加してリードを広げる。PIVOはロングシュートなどで打開を図ろうとするが、「今日は調子が良かった」というゴレイロの荒木君が好セーブを連発。終了間際に1点を返されるも、そのまま3-1でタイムアップ。LA vita FUTSALCLUB U12が初出場で初優勝を飾った。ピッチサイドで見守っていたGSさんやDEEP SQUADのメンバーは、全力でプレーした選手たちに大きな拍手を送っていた。

「一つひとつの大会を通して、選手もスタッフも一から経験し、修正をしながら学んできたことが優勝という結果につながった」と話すLA vita FUTSALCLUB U12の池山大貴(いけやまだいき)監督。東海の新勢力は、9月の決勝大会でも旋風を巻き起こしそうだ。

文=山田智子 写真=江崎浩志