メッシやハーランドだけじゃない…CL第3節で見逃されたかもしれない記録9選

メッシやハーランドだけじゃない…CL第3節で見逃されたかもしれない記録9選

チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節で生まれた記録を紹介 [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節が22日と23日に欧州各地で行われた。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが史上初のCL15シーズン連続ゴールを達成すれば、ザルツブルクのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドはCLデビュー3試合での最多得点記録を樹立するなど、今節も偉大な記録が次々に誕生した。

 それでもまだ紹介されていない記録はあるものだ。今回は、データサイト『Opta』やイギリスメディア『BBC』、スペイン紙『アス』などの情報をもとに、見逃されたかもしれない記録を9つ紹介する。

■欧州王者の嬉しい◯◯

リヴァプールは23日、ヘンクの本拠地に乗り込むと4−1で快勝。CLのグループステージで“アウェイ勝利”を手にするのは、2017年10月のマリボル戦(7−0)以来、実に2年ぶりのことだった。パリ・サンジェルマン、ナポリ、ツルヴェナ・ズヴェズダと同組だった昨シーズンは、アウェイでまさかの全敗(3敗)。欧州王者に輝く記念すべき1年となったが、あまりの“内弁慶”ぶりに早期敗退のおそれもあったのだ。

■世界最高のストライカーはあの男!?

世界最高のストライカーは誰か――。誰もが納得する答えは存在しないはずだが、“現時点”でのNo.1はバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキと言ってまず間違いないだろう。22日のオリンピアコス戦でも2ゴールを挙げて勝利に貢献。今シーズンの公式戦13試合のうち12試合で得点を挙げており、計18ゴールは欧州5大リーグでプレーする選手の最多記録になる。2019年にクラブで挙げた得点数も「36」と、リオネル・メッシ(33)を上回って単独トップ。ウインターブレイクに突入する残り2カ月でどこまで記録を伸ばすだろうか。

■カーンに並んだ守護神

バイエルンで快挙を達成したのはレヴァンドフスキだけではない。守護神のマヌエル・ノイアーがオリンピアコス戦でCL通算103試合目の出場を果たし、オリヴァー・カーン氏が持つドイツ人GKのCL最多出場記録に並んだ。なお、ドイツ人選手の最多出場記録は、元代表キャプテンでクラブOBのフィリップ・ラーム氏が持つ112試合。ノイアーとカーン氏の記録は、バイエルンFWトーマス・ミュラーの107試合に次ぐ歴代3位タイとなる。ノイアーは今シーズンのCL決勝に勝ち進めば、ラーム氏の記録を塗り替えることになるが果たして――。

■“ロベカル超え”の快挙

レアル・マドリードのセルヒオ・ラモスが、22日のガラタサライ戦でCL通算121試合出場を達成。クラブOBのロベルト・カルロス氏を上回って、DFのCL最多出場記録を樹立した。S・ラモスはビッグイヤー獲得回数でも、同氏の3回を上回る4回を記録。ここまで12ゴールを挙げているCL通算得点数も、R・カルロス氏の記録(15ゴール)まであと3ゴールと、さらなる“ロベカル超え”を射程圏内に捉えている。

■“両マドリード”でゴール

22日のレヴァークーゼン戦で決勝点を挙げたアトレティコ・マドリードのFWアルバロ・モラタ。レアル・マドリード在籍時代にもCLでゴールを挙げており、“両マドリード”でCL得点を記録した史上初の選手となった。モラタはさらに、ユヴェントスやチェルシーでもCLに出場してゴールをマーク。4クラブでのCL得点は、元代表FWのフェルナンド・モリエンテス氏(レアル・マドリード、モナコ、リヴァプール、バレンシア)、ナポリFWフェルナンド・ジョレンテ(ユヴェントス、セビージャ、トッテナム、ナポリ)と並んで、スペイン人最多記録になる。

■1年1カ月でのスピード達成

キリアン・エンバペの快挙に沸くサッカー界だが、“イングランドの希望の星”ジェイドン・サンチョも23日のインテル戦で偉大な記録を達成した。ドルトムントに所属する19歳のアタッカーは、CL出場数が二桁の「10」に到達。イングランド人選手が10代でCL10試合を成し遂げるのは、セオ・ウォルコット、ジャック・ウィルシャー、トレント・アレクサンダー・アーノルドに続いて4人目のことだった。サンチョは昨年9月のクラブ・ブルージュ戦でCLデビュー。それから、わずか1年1カ月でのスピード達成となった。

■“ヤング・チェルシー”で新たな記録

若さ溢れるチェルシーで、また新たな記録が生まれた。23日のアヤックス戦で、カラム・ハドソン・オドイがCL初スタメン。18歳350日でのCL先発は、ジョシュ・マクイクランが2010年12月のマルセイユ戦(当時17歳282日)で初先発を飾って以降でのクラブ史上最年少記録であった。ハドソン・オドイは今年3月、公式戦でのイングランド代表最年少デビュー記録を樹立。サンチョと並ぶ“イングランドの希望の星”として、今後の活躍に期待が集まる。

■実は5年ぶりの敗戦

終了間際にチェルシーに決勝点を奪われ、0−1の敗戦を喫したアヤックス。彼らがCLグループステージで敗れるのは、2014年11月25日のパリ・サンジェルマン戦(1−3)以来、5年ぶりのことだった。パリ・サンジェルマン、バルセロナ、アポエルと同組だった2014−15シーズンは、グループステージ最終節のアポエル戦(4−0)でのみ勝利。そして4年ぶりのCL本戦出場となった昨シーズンは、バイエルン、ベンフィカ、AEKアテネを相手に3勝3分けと無敗でのグループステージ突破を果たした。アポエル戦から数えて9戦無敗を続けていたが、ついにその記録が途絶えた。

■史上8人目のハットトリック

メッシ、ハーランド、レヴァンドフスキときたら、この男について触れないわけにはいかない。22日のアタランタ戦で3得点を挙げたマンチェスター・Cのラヒーム・スターリングだ。欧州最高峰の舞台でハットトリックを達成するのは、マイク・ニューウェル氏、アンディ・コール氏、マイケル・オーウェン氏、アラン・シアラー氏、ウェイン・ルーニー、ダニー・ウェルベック、ハリー・ケインに次いで、イングランド人史上8人目のこと。国別のハットトリック達成者数でもフランスと肩を並べた。彼らを上回るのは“サッカー王国”ブラジルだけで、これまで12選手がハットトリックを記録している。

(記事/Footmedia)

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