GS突破の条件は…? U−17日本代表対U−17セネガル戦について知っておきたい7つのこと

GS突破の条件は…? U−17日本代表対U−17セネガル戦について知っておきたい7つのこと

U−17日本代表とU−17セネガル代表が対戦する [写真]=Getty Images

 FIFA U−17ワールドカップ ブラジル2019に出場中のU−17日本代表は、いよいよグループステージ最終戦を迎える。10月28日に行われたU−17オランダ代表との初戦は3−0と快勝。30日のU−17アメリカ代表戦は、スコアレスドローで終えた。ここまで2試合を戦って、1勝1分けの勝ち点4。グループDで2位につけている。

 11月2日(日本時間3日早朝)に行われるグループステージ最終戦では、グループDの首位に立つU−17セネガル代表と対戦。決勝トーナメント進出、さらにグループ首位通過がかかった重要な一戦を前に、知っておきたい7つの情報を紹介する。

■グループ突破の条件
グループDで唯一、開幕2連勝スタートを切ったのがセネガルだった。勝ち点を「6」とした彼らは、すでに決勝トーナメント進出を決めており、日本戦は“消化試合”となる。対する日本は、この試合で引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決定。勝てばグループ首位通過となる。一方、この試合に敗れたとしても、同時刻に行われるオランダ対アメリカの結果次第では2位通過の可能性がある。仮に3位に転落した場合は、全グループの3位のなかで成績上位4チームに入ることが決勝トーナメント進出の条件となる。

■セネガルは繰り上げ出場

セネガルはU−17W杯初出場となる。ただし、自力で出場権を掴んだわけではない。予選にあたるアフリカU−17選手権では、グループ3位での敗退が決まった。しかし大会終了後に、同2位で出場権を得ていたギニアに年齢詐称疑惑が浮上。調査の結果、“クロ”と判定されたため失格となり、セネガルが繰り上げでU−17W杯出場権を手にした。迎えた本番では、開幕2連勝スタート。また2試合ともに逆転勝利と、なかなか“しぶとい”チームだ。

■ロシアW杯以来の顔合わせ
FIFA主催大会で両国が顔を合わせるのは、昨年夏のロシア・ワールドカップ以来のこと。同大会はグループステージ第2節で対戦し、2−2のドロー。痛み分けとなったが、第3節では、日本がフェアプレーポイントを意識して“時間稼ぎ”のパス回しを行い、結果的にセネガルの敗退が決まった。日本の戦い方に対して、国内外から賛否両論が集まったことは記憶に新しい。少なくともセネガルにとって、日本は因縁浅からぬ相手だろう。

■日本にとってはリベンジマッチ
実は、日本にとっても今回の一戦は“リベンジマッチ”なのだ。セネガルとは、昨年6月に仙台で開催された16歳以下の国際大会「U−16 INTERNATIONAL DREAM CUP 2018 JAPAN」で対戦。この時、0−2の完封負けを喫している。同試合に出場していた唐山翔自(ガンバ大阪ユース)、中野桂太(京都サンガF.C.U−18)、成岡輝瑠(清水エスパルスユース)、横川旦陽(湘南ベルマーレU−18)らは、特に強い意気込みをもって今回のゲームに臨むだろう。1年前の対戦でもチームを率いていた日本の森山佳郎監督と、セネガルのマリック・ダフ監督の両指揮官による“知恵比べ”にも注目が集まる。

■“マネ2世”に要注意

1年前の日本戦で全2得点を挙げたのが、セネガルの“背番号7”アリウ・バルデだ。今大会も開幕から2試合連続ゴールを決めるなど、強烈なインパクトを残している。バルデは、イギリス紙『ガーディアン』が発表した「2002年生まれの注目選手60人」にU−17日本代表FW西川潤らと共に選出。同紙は「活動量とドリブル能力は、(リヴァプール所属の)サディオ・マネを彷彿させる」選手であり、「体幹の強さと重心の低さでDFを苦しめることができる若きストライカー」だと評している。セネガルはすでに決勝トーナメント進出を決めているため、日本戦は温存の可能性もあるが、ピッチに立てば目が離せない選手だ。

■ジャンバルスFCとは
セネガルの特徴の一つとして、“クラブでもチームメイト”という選手が多いことが挙げられる。今大会のメンバー21名中9名はジャンバルスFCに所属。ジャンバルスFCは、元フランス代表MFでセネガル出身のパトリック・ヴィエラ氏(現ニース指揮官)が複数の選手と共同出資して設立したクラブで、若手育成を主な柱としている。ロシアW杯では、イドリッサ・ゲイエ(現パリ・サンジェルマン)ら“第1期卒業生”の3名が代表メンバーに選出された。バルデもジャンバルスFCの一員であり、卓越した個に加えて、チームとしての結束力も侮れないのがセネガルだ。

■クラブとの兼任監督

セネガルを率いるのは、同国出身のマリック・ダフ監督だ。1968年8月生まれの51歳で、現役時代はストライカーとしてセネガル代表でプレーした経験も持つ。2015年には、セネガル代表のアシスタントコーチとしてU−20W杯に参加。FIFA主催大会のセネガル最高位となる4位フィニッシュに貢献した。2018年にはセネガルの強豪ジャラーフ・ダカールを率いて国内リーグを制覇など、経験と実績を兼ね備えた指揮官である。現在も同クラブの監督を兼務する中、若い選手たちと共に“世界一”を目指している。

(記事/Footmedia)

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