川崎Fの新記録10連勝か、C大阪が止めるか

川崎Fの新記録10連勝か、C大阪が止めるか

三笘薫(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE

6月のNumberで「史上最強チームを語れ。The Best of J.LEAGUE」という特集が組まれていたが、もし来年同じ特集が組まれたならば、間違いなく2020年の川崎フロンターレが上位にランクするだろう。今季公式戦負けなし、同一シーズン連勝タイ記録となる9連勝で『2020明治安田生命J1リーグ』首位を走る川崎Fは、盤石の強さを見せ付けている。まだシーズン前半だが、ここまでの川崎Fは2002年のジュビロ磐田、2009年の鹿島アントラーズ、2014年のガンバ大阪と伍するサッカーを披露しているのだ。

前節もまた無双だった。『明治安田J1』第10節・北海道コンサドーレ札幌戦の前半は真夏のアウェイ2連戦の疲れを感じさせる静かなスタートとなった。それでも、35分にセットプレーから先制すると、後半にゴールラッシュが待っていた。途中出場の大卒ルーキー・三笘薫が公式戦4戦連発となる2ゴールを叩き出せば、CFレアンドロ・ダミアンも相手のミスを逃さずに得点。交代出場のエース・小林悠はわずか8分間で2得点をマークし、クラブ最多得点新記録を打ち立てた。確かな技術と広い視野と体幹の強さを見せ2アシストしたもうひとりの大卒ルーキー・旗手怜央も活躍。終わってみれば6−1。長期離脱中の中村憲剛はもちろん、2・6・7月の『2020明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP』に選出された家長昭博と、背番号10大島僚太も不在にもかかわらず、川崎Fは変わらぬ強さを発揮するのだから、末恐ろしい。これで9勝1分・勝点28を積み上げた。

川崎Fを勝点7差で追うのが次節の相手・暫定2位のセレッソ大阪だ。C大阪も6勝3分1敗・勝点21、ここ6試合負けなしと好調である。前節も川崎Fに次ぐ得点を誇る柏レイソルをリーグ最少失点のC大阪が見事に封じた。開始早々と終盤にカウンターから得点、55分にはセットプレーからオウンゴールを誘った。守ってはマテイ・ヨニッチ&瀬古歩夢のCBがクロスを跳ね返し、GKキム・ジンヒョンがシュートをブロック。試合が決まった後にミスから失点したが文句なしの3−1だ。

川崎F×C大阪のリーグ戦の通算対戦成績は8勝6敗8分の五分。ただ、公式戦直近6試合の成績ではC大阪が5勝1分と圧倒する。

果たして川崎Fが連勝記録を10に伸ばすのか、それともC大阪が止めるのか。相性のいいC大阪でも止められないとなると、いよいよ川崎Fの独走劇となりそうだ。『明治安田J1』第11節・川崎F×C大阪は8月19日(水)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はDAZNにて生配信。