川崎Fがホームで決めるか? G大阪が再び意地を見せるか?

川崎Fがホームで決めるか? G大阪が再び意地を見せるか?

大島僚太(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE

多くの川崎フロンターレサポーターが、ガンバ大阪に感謝していることだろう。11月22日にG大阪は浦和レッズに2−1の逆転勝利。G大阪が勝点3を積み上げたおかげで、川崎Fは試合なしでの優勝という事態は免れた。これでタイトルはホームでの直接対決に持ち越しとなった。11月25日(水)に勝てば文句なし、引き分けでも川崎Fの2年ぶり3度目のリーグ制覇が決まる。

ファン・サポーターだけではない。指揮官も自力優勝へのこだわりを明かした。11月23日、鬼木達監督は「今まではどんな形でも優勝が決まってほしかったが、今回はもう1回挑戦したいという思いがあった。G大阪がリードした時に“このまま……”という思いになった」とオンライン取材で答えたのだった。

前節の敗戦は切り替えやすいだろう。11月21日の第28節は川崎Fが中2日の強行軍、大分トリニータは中17日という好対照の条件で行われた。34分にはCB谷口彰悟が一発退場となり、失点もPKである。前半は鋭い出足の守備で大分にペースを握られ、サイド攻撃に肝を冷やしたが、後半開始からは田中碧、三笘薫を投入し、攻勢に出る。60分には旗手怜央をピッチへ送り出し、ゴールへの圧力を高める。さらに76分に脇坂泰斗、79分にはレアンドロ・ダミアンと攻撃の一手を次々打ち、ゴールへ迫るも、大分の集中した守備を崩すことはできずに0−1で敗れた。後手に回る展開から数的不利に陥ったにもかかわらず、後半から立て直しタイトルへの執念を見せた大分戦は教訓になるが、ショックを引きずるような黒星ではない。気持ちも新たにG大阪戦に臨むことができるだろう。

大一番では谷口主将を欠くが、今度は川崎Fが中3日、G大阪が中2日とコンディション面で追い風が吹く。ホームで優勝を決めたい川崎Fは自分たちのサッカーを貫くだけである。もちろん、G大阪も目の前で優勝を決められるわけにはいかない。3位・名古屋グランパスに勝点3差を付けるG大阪としては勝点を重ね早く『ACL』出場権を得るとともに、2位を確保し『天皇杯』出場を決めたいところ。

リーグ戦での通算対戦成績は14勝6分11敗とG大阪がリードするが、直近10試合の結果を見ると川崎Fの5勝2分3敗と逆転する。前回の対戦では試合を優位に進めたG大阪だがゴールに嫌われ、後半早々大島僚太の狙い澄ました一発で川崎Fが勝利した。

果たして、川崎Fが決めるか、G大阪が阻止するか。『明治安田J1』第29節・川崎F×G大阪は11月25日(水)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はDAZNにて生配信、NHK BS1にて生中継。