引退表明のビジャ「神戸で素晴らしい時間」…イニエスタ「悲しいニュースだが尊重」

 サッカーの元スペイン代表で、J1神戸のFWダビド・ビジャ(37)は13日、神戸市内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。加入1年目の今季はJ1の26試合に出場して12得点と健在ぶりを示しているが、「サッカーに引退させられるのではなく、自分の意思で引退したかった。今がそのタイミング」と理由を語った。引退後は米国のクラブ経営などに関わるという。

 神戸について「年齢を重ねている自分を信じてくれ、素晴らしい時間を過ごせた」と感謝。残り3試合のJ1戦だけでなく、4強入りしている天皇杯全日本選手権にも出場する意向で、「天皇杯の優勝を成し遂げた後に引退したい」と語った。

 スペインの名門バルセロナやバレンシアなどで活躍。代表では同国歴代最多の通算59得点。2008年欧州選手権で4得点を挙げて得点王となり優勝に貢献するとともに、10年W杯南アフリカ大会でも5得点で得点王に並び、初優勝に導くなど、黄金時代の中心的役割を果たした一人だった。

 バルセロナ、神戸で同僚のMFイニエスタは「悲しいニュースだが、気持ちを尊重したい。天皇杯で優勝し、友人として素晴らしいプレゼントができれば」と語った。

 12月7日、ホームでのJ1最終戦、磐田戦で引退セレモニーが行われる。