広島文教高校86番のピースユニ収益が今夏のピースマッチに!

広島文教高校86番のピースユニ収益が今夏のピースマッチに!

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 全日本高等学校女子サッカー選手権大会に14回出場している広島県の名門・広島文教大学附属高等学校が、昨夏授業の一環でつくったピースユニフォーム。被爆日を表す86番入りのユニフォームをチャリティーシャツとして4月8日まで限定発売している。収益はすべて、今夏に広島で行われるピースマッチに使われるという。 

■サンフレッチェとV・ファーレンの試合がきっかけ
 広島文教高校のピースユニフォームは、デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)とともにつくったもの。V・ファーレン長崎のユニフォームサプライヤーを務めていた当時、ピースユニフォームを5年連続で発表してきたヒュンメルに、広島文教高校サッカー部顧問である松木俊博監督が、広島の歴史や文化とともに、被爆地としての平和への想いについて伝える取組みを行いたいと打診したことから始まった。

 ユニフォームには、平和の象徴であるハトをデザイン。これは、旧約聖書に由来する歴史あるデザインで、通常はオリーブをくわえているが、広島文教のピースユニフォームは、スズランをくわえている。生徒たちは、「平和の象徴である鳩がくわえているスズランは、私たちの学校の花で、花言葉には『再び訪れる幸せ』という意味があります。戦争の後、再び訪れる幸せを願った意味も込めてスズランを入れました」と話す。

 今回、ヒュンメル公式サイト限定で4月8日まで発売中のユニフォームは、被爆日を表す86番が入ったもの。この収益すべては、この夏広島で行われるユース年代のピースマッチに使われる。広島県サッカー協会と長崎県サッカー協会が主催して行われるピースマッチは、2018年に行われたサンフレッチェ広島とV・ファーレン長崎のピースマッチがきっかけ。この試合に感銘を受けた松井一實広島市長が、「平和のたたずまいの中でこそ、スポーツを堪能できる。これはなくしたらいけない」という強い想いで実現させたもの。

 昨年はコロナ禍により中止となったピースマッチだが、今年は8月7日に開催が決まった。広島文教の生徒たちがつくった平和ユニフォームへの想いが、この夏に繋がっていく。再び訪れる幸せを願って。


■広島文教大学附属高等学校について
広島県広島市安佐北区にある私立の高等学校。 第二次世界大戦後の混乱の時代に、日本再生のために「誠に徹した堅実な女性」を育成することを目的に武田ミキにより創設された。2019年に、広島文教女子大学の共学化により、広島文教大学附属高等学校と改称。逞しく生き抜くことができる、自立した女性を育成する。


 

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