「CLの改革を歓迎」バイエルンがESL“拒絶”の理由を説明!ドルトムントも「全く同じスタンス」

「CLの改革を歓迎」バイエルンがESL“拒絶”の理由を説明!ドルトムントも「全く同じスタンス」

ESL拒絶の明確な意思を伝えたバイエルン(左)とドルトムントの両ドイツクラブ。(C)Getty Images



 ブンデスリーガの2大クラブが不退転の決意を示している。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)の新フォーマットが承認されるという前日、突如として正式発表された欧州スーパーリーグ(ESL)構想は、世界に大きな衝撃を与えた。これに関しては現状不透明な部分が多いが、プレミアリーグから“ビッグ6”と呼ばれるアーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、セリエAからインテル、ミラン、ユベントス、ラ・リーガからレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの全12クラブの参戦は明らかになっている。

 さらに今後3クラブが加わる見込みとされており、予想が飛び交うなかで、リーグ8連覇中の絶対王者バイエルン・ミュンヘンは、参加を固辞したことを表明。クラブのカール=ハインツ・ルムメニゲCEOの声明を公式HPで掲載している。

「バイエルンはスーパーリーグの計画に参加しなかった。我々は現在のサッカーの構造が信頼できる基盤を保証すると確信しており、CLの改革を歓迎する。CLは欧州サッカー発展のための正しい一歩であると信じているからだ。変更が加えられたグループステージは同大会における興奮とエモーショナルな経験の増加に貢献するはずだ。
 
 スーパーリーグが新型コロナウイルスのパンデミックで生じた欧州クラブの財政的問題を解決するとは思わない。むしろ全てのヨーロッパクラブは、欧州サッカー全体をより合理的にするため、コスト構造、特に選手給与とエージェント費用が収益と釣り合うよう連帯して取り組む必要がある」

 また、同リーグのドルトムントも、バイエルンに賛同するように声明を発表。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOの言葉を伝えている。

「欧州クラブ協会(ECA)の理事会メンバーは日曜日の午後にオンラインミーティングを開き、理事会の決定が現在も有効であることを確認した。この決定は提案されているCLの改革案の実現を全てのクラブが望んでいることを意味している。ECAの理事会メンバーはスーパーリーグの創設計画を拒絶する姿勢を明確にした。

  ECA理事会のドイツの両クラブ、バイエルンとドルトムントは全ての議論において全く同じスタンスを取っている」

 対立する国際サッカー連盟と欧州サッカー連盟から、報復としてCLやワールドカップなどからの締め出しを受けたESL参戦クラブは、両連盟の公認組織であるECAからの脱退を続々と表明。これにより、来季以降のCL、ヨーロッパリーグなどへは出場できなくなるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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