「これほどうまくいくとは…」“57年ぶり6発”のマンU指揮官が、ハーフタイムに語った言葉とは?

「これほどうまくいくとは…」“57年ぶり6発”のマンU指揮官が、ハーフタイムに語った言葉とは?

圧巻のゴールラッシュに大満足も、スールシャール監督は気を引き締めることを忘れなかった。(C)Getty Images



 会心の勝利に、指揮官は大きな手応えを示している。クラブ公式サイトが伝えた。

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4月29日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝・第1レグで、ローマとホームで激突。立ち上がりから攻勢をかけたユナイテッドは9分にブルーノ・フェルナンデスが幸先よく先制点を挙げるが、15分、34分とゴールを奪われ、あっさり逆転を許してしまう。

 しかし後半48分に、カウンターからエディソン・カバーニの一撃で振り出しに戻すと、64分にはウルグアイ代表FWのこの日2点目で再逆転に成功。これで押せ押せムードとなり、71分にB・フェルナンデス、75分にポール・ポグバ、86分にメイソン・グリーンウッドが立て続けに得点を挙げ、終わってみれば6-2で圧勝。決勝進出へ大きく前進した。

 試合後、インタビューに応じたオレ・グンナー・スールシャール監督は、1-2の劣勢でハーフタイムに突入した際に選手たちに伝えた言葉を明かし、痛快な逆転劇を振り返っている。

「自分たちには得点できるという自信がある。だからこれ以上失点しないこと。それから、残された3回の45分間であと2点を決めることだと伝えた。でも今振り返れば、あれほど後半にうまくやれるとは想像していなかった。

 非常に爽快だった。理想の試合ができた。このようなパフォーマンスを我々は望んでいるんだ。SBも積極的に前に上がり、前線の4人が絶妙に連携し、CBがしっかりと後方から組み立てる。そして中盤のふたりはバランスをとり、ボールを奪う。実に見事なパフォーマンスだった」
 
 それでも、経験豊富な知将は「良い仕事はできたが、まだタスクをやり終えたなどとは思っていない」と気を引き締めた。来週6日の第2レグ、そしてその4日前に戦う、リバプールとのビッグマッチに向け、意気込みを語っている。

「(決勝進出に)片足を突っ込んでいるとは言えるかもしれないが、肝心なのは両足を突っ込むことだ。まだ半分まで来たにすぎない。ここから前進するには最高の状態だが、十分に集中する必要がある。私はこれまでに意外な顛末を山ほど見てきた。フットボールは、侮れば簡単にしっぺ返しを食らう。まずはリバプール戦に全力で集中し、それからローマ戦だ。

 今日は良い出来だったが、相手は非常にクオリティの高いチームだ。彼らは前半にあった2回のチャンスで2点を決めている。我々が与えてしまった2回の機会でだ。彼らは(EL準々決勝の)アヤックス戦でも同じことをしている。それほど多くのチャンスは作っていなくても得点を決められるということだ。ローマで行なう第2レグでは、彼らは4、5、6回とチャンスを作ることだろう」

 欧州主要大会の準決勝では、1964年5月にレアル・マドリーがチューリヒ相手に決めて以来となった6ゴール。ユナイテッドの長い歴史においても、欧州カップ戦では393試合目で、わずか11回目しかない。勢いそのままに、一気に突き進めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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