「元パルチザンの選手である彼が…」浅野拓磨のセルビア戦出場を、現地メディアはどう伝えた? “元同僚”との対決は…

「元パルチザンの選手である彼が…」浅野拓磨のセルビア戦出場を、現地メディアはどう伝えた? “元同僚”との対決は…

途中出場でスピードにのったプレーを見せた浅野。(C)Getty Iamges



 キリンチャレンジカップの日本代表対セルビア代表は6月11日、ノエビアスタジアム神戸にて行なわれ、日本がウノゼロの勝利を収めた。

 両者の対戦は2013年10月以来で、当時は0-2で日本が敗れた。今回は、Jリーグで数々の功績を残したレジェンド、ピクシーことドラガン・ストイコビッチ監督が来日し、ルカ・ヨビッチ、フィリップ・コスティッチなどの主力を欠いた状態で対戦している。

 だが、それ以上に注目を集めたのが、4月にセルビア1部パルチザンを契約解除という形で退団した浅野拓磨の存在だ。

 セルビア代表チームに招集されたパルチザンFWネマニャ・ヨビッチは先発し、浅野はベンチスタート。58分にN・ヨビッチがピッチを退いたのち、浅野は76分に負傷した伊東純也と交代でピッチに送り込まれた。
 
 現地のオンラインTVメディア『KURIR』は、この試合の様子を、ストイコビッチ監督と森保一監督の交流なども交えて報道。「セルビアは前半に何度もチャンスを得たが決め切れず、後半開始時にリードを奪われた」と綴り、「イトウの得点の後も日本は何度もチャンスがあったが、それは防いだ。特に、アサノが持ち前のスピードに乗って飛び出してきたシーンは、守護神ブレドラグ・ライコビッチが防いだ」と評した。

 また、「これはストイコビッチ監督就任後、セルビアは初の黒星となった。日本で行なわれたジャマイカとの対戦は、1-1に終わっている」と伝えている。

 そして、パルチザンの本拠地であるベオグラードの現地局『TV N1 Beograd』も試合の様子をリアルタイムで報じた。特に、浅野の途中出場後は、セルビアで活躍していたアタッカーを「元パルチザンのプレーヤー」と評し、「86分には元パルチザンのアサノが20メートルの距離からシュートを放った」「88分、アサノの見事なシュートにライコビッチが素晴らしいセーブ」など、こと詳細に伝えている。

 5月の契約解除の発表以来、パルチザンと浅野の間にどのようなやり取りが行なわれているのかなど、詳細な情報は公表されていない。だが、少なくとも今シーズンに同国リーグで18ゴールという記録を残した日本人快足アタッカーのインパクトは、今もなおセルビアでは強烈に残っているといえそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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