【J1ベストイレブン】MVPは数的不利を覆した横浜の快足アタッカー! 3位浮上の神戸から最多3選手を選出|21節

【J1ベストイレブン】MVPは数的不利を覆した横浜の快足アタッカー! 3位浮上の神戸から最多3選手を選出|21節

【21節のベストイレブン】



 J1リーグは7月3、4日に第21節の6試合を各地で開催した。なお同節は、ACL出場チームの2試合がすでに行なわれ、残り2試合が今後に予定されている。ここでは、今週末に行なわれた6試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 今節の主役は、ふたり分の仕事をこなした横浜の前田大然だ。

 横浜は、柏戦で前半のうちにマルコス・ジュニオールが一発レッドで退場となり、10人での戦いを強いられた。そんななかでも、数的不利を感じさせない圧巻の走力で前線を駆け回った前田は76分、ティーラトンのロングパスに反応し、オナイウ阿道の先制弾をお膳立て。さらに80分、相手GKに猛然とプレスを仕掛けてボールを奪い、無人のゴールへ蹴り込んだ。1ゴール・1アシストでチームを勝利に導いた快足アタッカーを今節のMVPに選出した。

 同じく横浜からは、相手FWを封じ、効果的な持ち上がりも見せたチアゴ・マルチンスもチョイスしている。
 
 その横浜を追って3位に浮上した神戸から最多3選手をピックアップした。古橋亨梧は先制された直後に同点弾を決め、チームに勢いをもたらし、ドウグラスは前線で起点となり、山口蛍の決勝弾をアシスト、そしてセルジ・サンペールは17分に絶妙のロングスルーパスで古橋のゴールをアシストしたほか、長短のパスを操りゲームを支配した。

 引き分けに終わった広島と鳥栖からはそれぞれ得点をお膳立てしたアタッカーをチョイス。広島の柏好文は中に切り込み均衡を崩す、鳥栖の小屋松知哉はアディショナルタイムに相手に奪われそうなボールを収め相手守備陣を切り裂いた。

 そのほか、好調浦和の攻撃陣を奇跡的なシュートストップでシャットアウトした仙台のヤクブ・スウォビィク、読みを生かしたボール奪取で相手のチャンスを潰した札幌の宮澤裕樹、時には最終ラインまで下がり、戦術上のキーマンとして躍動した清水の右サイド片山瑛一と、その片山との連係で右サイドを制圧し、自ら決勝弾も決めた原輝綺を選出した。

【動画】2021年J1リーグ第21節、編集部厳選ベストイレブン!
 
【今節のベストイレブン】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク(仙台)7●3回目
前半からピンチが何度も訪れたが、奇跡的なシュートストップを連発。特に後半開始早々の2本のシュートはいずれも決められても不思議ではなかった。彼がいなかったら仙台に勝点1はもたらされなかっただろう。

DF
4 原 輝綺(清水)7●初選出
前半から決定機につながるクロスを連発しつつ、片山と連係して大分のサイド攻撃をほぼ封じ、試合を決める決勝点を冷静にゲット。勝利の立役者に。

13 チアゴ・マルチンス(横浜)7●6回目
ゴール前ではP・ハウルを封じた。攻撃の局面では柏の寄せが甘いところを突いて、自らボールを運んで攻め上がるなど、攻守両面で躍動。

10 宮澤裕樹(札幌)6.5●初選出
パスミスもあったが、最終ラインを積極的に押し上げて相手を自陣ゴールから遠ざけた。読みを生かしたボール奪取なども見事だった。

MF
7 片山瑛一(清水)6.5●2回目
基本は右サイドハーフだが押し込まれた際には最終ラインに入るなど戦術上のキーマンとして躍動。サイドで主導権を握って先制点にも絡み、原の活躍も引き出した。

6 セルジ・サンペール(神戸)7●2回目
自らのパスを奪われて先制されたが、その5分後に得意のロングスルーパスで同点弾をアシスト。長短のパスを操り、現在はチームで最も代えの利かない存在かもしれない。
 
18 柏 好文(広島)6.5●初選出
サイドを突破するシーンは少なくても、中に切れ込んで仕事。ジュニオール・サントスのゴールをお膳立て。

22 小屋松知哉(鳥栖)6.5●初選出
中央を割って入っていく積極的なプレーで同点弾をお膳立て。ビッグプレーだった。

FW
11 古橋亨梧(神戸)7●6回目
先制される嫌な流れの中、その5分後に最初のチャンスを仕留めて3戦連発となる今季14ゴール目。3点目のアシストを含め、ハットトリックを達成した前節に負けず劣らずの働きっぷりでMOMに選出。

49 ドウグラス(神戸)6.5●2回目
序盤はボールロストが目立ったが、山口へのクロスで決勝点をアシスト。その後は好パフォーマンスを披露。

THIS WEEK MVP
38 前田大然(横浜)7●3回目
ティーラトンのフィードから最高のトラップで背後のスペースを取り、オナイウの先制弾をアシスト。80分にはキム・スンギュにプレッシャーをかけてボールを奪い、貴重な2点目をゲット。前線からのチェイシングもこなし、MOMに選出。

※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】J1第21節“ベストイレブン”に選出された11人を厳選ショットで紹介!
 

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