「限界を超えた批判がある」一振りで日本を沈めたアセンシオ、戦いの裏での壮絶な苦悩を明かす【東京五輪】

「限界を超えた批判がある」一振りで日本を沈めたアセンシオ、戦いの裏での壮絶な苦悩を明かす【東京五輪】

アセンシオ(7番)はゴール直後、思わずユニホームを脱ぎ感情を爆発させた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)



 一振りで勝負を決めたマルコ・アセンシオが、戦いの裏での苦悩を打ち明けた。スペイン紙『AS』が伝えている。

 スペインは8月3日、東京五輪の準決勝で日本と対戦。立ち上がりから圧倒的に押し込むもどうしても均衡を崩せなかったが、延長後半、115分にようやくゴールが生まれた。ペナルティエリア右でボールを持ったマルコ・アセンシオが左足を一閃。コントロールされた鮮やかなシュートは、左サイドネットに吸い込まれた。

 その後の開催国の反撃をかわしたスペインは、1-0で勝利。シドニー五輪以来、21年ぶりに決勝へと駒を進めた。

 殊勲の決勝弾を挙げた25歳のストライカーは、試合後にインタビューに対応。「オーバーエイジとして参戦するなかでプレッシャーはあるか」と質問が飛ぶと、こう語っている。
 
「僕は最年長で、サッカーの世界ですでに多くのことを経験してきた選手なので、他の人よりも責任やプレッシャーが大きいことは分かっていたが、チームメイトの参考になるようにここに来た。しかし、最終的に僕はこの瞬間のためにここにいるのだ。この準決勝や決勝は僕が好きな場所であり、出場したい場所だからね」

 また、外部からは度を越えた批判もあったようだ。

「結局、批判する人はたくさんいる。批判は僕たちが共に生きていかなければならないものだ。しかし、批判の中には、超えてはいけない限界を超えてしまうものもある。僕はレアル・マドリーの選手であり、代表チームの選手であり、このような状況を我慢しなければならない」

 目に見えない様々な障壁も乗り越え、ついに辿り着いた決勝。アセンシオは再び豪快な一発を叩き込み、母国に栄光をもたらすことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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