韓国メディア各社が日本の中国戦を“滅亡戦”と表現! 「一人で違いを生み出した」と最も高く評価したのは…

韓国メディア各社が日本の中国戦を“滅亡戦”と表現! 「一人で違いを生み出した」と最も高く評価したのは…

日本代表の最終予選初勝利が韓国でも広く報じられている。(C)JFA



 9月7日(日本時間8日)に行なわれたカタール・ワールドカップのアジア最終予選、日本代表対中国代表。FW大迫勇也の決勝点を守り切り、1-0で日本が最終予選初勝利を収めたこの試合は、韓国でも広く報じられている。

「オマーンに衝撃敗北の日本、中国を制し最終予選初勝利」(『NEWSIS』)
「日本、中国を1-0で下し“起死回生”」(『Goal.com』韓国版)
「滅亡戦から生き残った日本、墜落した中国」(『BestEleven』)

 など、ともに初戦で敗れて後がなかっただけに、両国の対決を「滅亡戦」と表現する報道が多かった。

 なかでも『BestEleven』は、「地獄を脱出したのは日本だった」と書き出した記事内で、試合を次のように振り返っている。

「日本は莫大なプレッシャーを乗り越えて勝点3を得た。一方、中国は奈落に落ちた。今後の歩みにも多大な影響を及ぼす致命的な敗北だった。日本は“滅亡戦”とも呼ばれた崖っぷちの勝負で、1-0の勝利で生き返った。中国はウー・レイ、エウケソン、アラン、アロイージオまですべてのカードを出したが、限界を実感させた」
 
 また、『news1』は前後半通じて優位に試合を進めるも、1得点に終わった日本の決定力に言及。「“シュート18本”の日本、枠内シュート0本の中国に1-0冷や汗勝利」と見出しを打ち、「試合内容では圧倒したが、決定力が足りずもどかしい試合をした」と伝えている。

 ほかでは、『FOOTBALLIST』がトップ下でフル出場したMF久保建英を絶賛。「一人で違いを生み出した久保が日本のエースに」という見出しを用い、「前後半で出た得点チャンスのほとんどは久保の足から生まれた。ゴールやアシストこそなかったが、久保は持ち味である左足のシュートをはじめ、チームメイトを利用した2対1のパスや個人技などで大半の決定的なチャンスを作った。この日、日本と中国の選手のなかで最も目立ったのは断然久保だ」と高く評価した。

 その反面、敗れた中国には厳しい論評が目立つ。
「“支配率30パーセント”中国、日本相手に接戦で滅亡…枠内シュートなくイエローだけ3枚」(『OSEN』)
「中国、直前合宿に帰化選手合流も“枠内シュート0本”2連敗」(『FOOTBALLIST』)
などがその例だ。

 とくに、「中国には何も残らなかった」とバッサリ切り捨てた『OSEN』は、「枠内シュートが一つもなかったが、それより衝撃的なのはイエローカードが3枚も出たということだ。実際、後半の中国は激しいプレーで物足りなさを残した」と、内容面の乏しさを伝えていた。
 

 一方、初戦でイラク代表とスコアレスドローに終わった韓国代表は、レバノン代表を1-0で下し初白星を飾った。主将で絶対的存在のFWソン・フンミンが負傷欠場するアクシデントもあったが、途中出場のMFクォン・チャンフンのゴールが決勝点となり、辛くも勝利を手にした。

『スポーツソウル』は「平準化されたアジアサッカー、手強くない相手はいない…いばらの道の予選を確認した9月」とし、9月シリーズを次のように総括している。

「最終予選序盤の雰囲気は、文字通り“平準化”という言葉で説明が可能だ。伝統の強豪が簡単ではないレースを繰り広げている。絶対弱者も強者もいない。9月の予選は今後のレースが簡単ではないことを示してくれた一種の予告編だ。カタールへ行く道にはシルクではなくとげが敷かれている」
 
 10月に予定されている最終予選2試合で、日本はサウジアラビア代表とオーストラリア代表、韓国はシリア代表とイラン代表と対戦する。ワールドカップ出場へ苦しいスタートを切った両国だが、さらに厳しい戦いが待ち受ける10月以降の最終予選を乗り切ることはできるのだろうか。

構成●ピッチコミュニケーションズ

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