乾貴士の加入でセレッソはこう変わる!注目したいのは2列目。強力なトリオが完成

乾貴士の加入でセレッソはこう変わる!注目したいのは2列目。強力なトリオが完成

ルヴァン杯第2節で復帰戦を飾った乾。清武、坂元との強力トリオ形成に期待が高まる。(C)J.LEAGUE



 8月26日に、レヴィー・クルピ監督から小菊昭雄監督(ヘッドコーチから昇格)に指揮権が変わってから、セレッソ大阪に復調の気配が漂っている。

 交代後のガンバ大阪とのダービー3連戦は2勝1敗。28日のアウェーでのリーグ戦を1-0で制し、9月1日のルヴァンカップ準々決勝1戦目は0-1で敗れたものの、2戦目を4-0の快勝で締め括り、準決勝進出を果たした。

 新体制で見られるのは、規律のあるプレッシングと柔軟性だ。新指揮官は、FWをファーストディフェンダーとした組織的な守備姿勢を落とし込み、ルヴァンカップ準々決勝の1戦目では4-3-3システムを採用する幅の広さも垣間見せた。

 リーグ戦では12試合を残して12位。首位の川崎フロンターレとは勝点33差と、リーグ優勝は絶望的だ。ただしルヴァンカップ以外にも、天皇杯(準々決勝進出)、ACL(決勝トーナメント進出)で勝ち残っていて、2017年シーズン(ルヴァンカップ&天皇杯の二冠)以来となるタイトル獲得への期待が膨らんでいる。

 そんなチームの新たなキーパーソンとして挙げられるのは、やはり乾貴士だろう。

 8月31日に約10年ぶりに復帰した元日本代表のドリブラーは、スペインのエイバルやドイツのフランクフルトなどで経験を積み、18年のロシア・ワールドカップでも活躍。ラウンド16・ベルギー戦での強烈なミドルシュートはいまだに鮮明な記憶として残っている人も多いはずだ。
 

 加入後、ルヴァンカップの2戦目で途中出場した乾は、投入直後にはペナルティエリア内に進入するなど度々チャンスを演出して、早速その実力の片鱗をうかがわせた。

 現在は司令塔の清武弘嗣が右足関節靭帯損傷で離脱中(10月に復帰見込み)だが、この10番が戻ってくれば、乾、清武、そして今年日本代表に選出されたドリブラー坂元達裕との強力なトリオが完成する。

 この2列目が揃えば、多彩な攻撃が仕掛けられそうだ。

 一方で乾は攻撃面だけでなく守備面でもヨーロッパでの経験を還元するつもりだ。

 加入会見では「プレー面では攻撃のところはもちろんそうなんですけど、守備のところで今のチームは甘いところがあると思う。前から行けるところは自分の特長でもあると思うので、そこは求められていると思っています」と語っている。

 強度の高いドイツやスペインリーグで研鑽を積んだドリブラーがC大阪にもたらすものは大きい。今後のパフォーマンスから目が離せない。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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