「愚かで軽率」無敗記録が途絶えたイタリア、退場したボヌッチに批判殺到。指揮官も「このレベルでしてはいけないミス」

「愚かで軽率」無敗記録が途絶えたイタリア、退場したボヌッチに批判殺到。指揮官も「このレベルでしてはいけないミス」

ボヌッチの退場はイタリアにとって、大きな痛手となった。(C)Getty Images



 連続無敗の世界記録を途絶えさせた戦犯、と言うのは厳しすぎるだろうか。いずれにしても、キャプテンマークを巻くチームのリーダーが、前半のうちに2枚のイエローカードで退場となったのだから、批判を浴びるのは避けられない。

 現地時間10月6日に行われたUEFAネーションズリーグ準決勝で、イタリアはスペインに1-2で敗れた。ロベルト・マンチーニ体制で築いてきた連続無敗記録は37試合でストップ。EURO2020を制した欧州王者は、ミラノのサン・シーロで悔しい黒星を喫した。

 17分の相手の先制点以上に痛かったのが、主将レオナルド・ボヌッチの退場だ。30分に判定への抗議で1枚目のカードをもらうと、42分にはセルヒオ・ブスケッツとの空中戦で肘打ちしたとみなされ、2枚目のカードで退場を命じられた。ビハインドを背負ったうえに数的不利となったイタリアは、直後に追加点を献上。終盤に1点を返したが、追いつくには至っていない。

【画像】「軽率だった」と批判! ボヌッチが2枚目のイエローで退場となったブスケッツへの肘打ち

 衛星放送『Sky Sport』によると、フェデリコ・キエーザは「厳しすぎたと思う」と、ボヌッチをかばった。

「1枚目は主審が判定を間違え、ボヌッチには主将として抗議する権利があった。過剰な抗議だったとは思わない。国際試合でこんな簡単にカードを2枚出すのは、初めて見たよ」

 だが、ロベルト・マンチーニ監督は「11人でやりたかった」と苦言を呈している。
 
「このレベルでしてはいけないミスをした。ボヌッチは抗議で警告された時に気をつけるべきだった」

 当然、メディアはボヌッチを酷評した。『Repubblica』紙は4点をつけ、「傲慢さで(チームは)50分間10人に」と指摘。『TUTTOmercatoWEB』も「軽率な退場」「挽回のあらゆる可能性が台無しになった」と批判している。

 4.5点の『EUROSPORT』は、ジャンルイジ・ドンナルンマのセーブミスによるピンチをカバーしたことに触れたうえで、「すでに1枚もらっていたなかで大変軽率に肘を上げ、不可避の退場となった」と咎めた。

『Sky Sport』も4.5点をつけ、「彼のように経験ある選手が、抗議で1枚目のカードをもらったことは深刻。すでに1枚もらっていたなかで、肘を高く上げて自らを守ったのも不用意。彼の退場が試合を終わらせた」と、敗戦の責任は大きいと断じている。

 そのほか4.5点の『Sport Mediaset』も、2枚目のカード判定は厳しすぎたとしつつも、「抗議でカードは愚か。続いて彼らしくない軽率さ。先制点の場面でも完璧ではなかった」と批判的だ。

 ベンチスタートだったジョルジョ・キエッリーニは、途中出場で気迫あるプレーを高く評価されている。それだけに、代わりに腕章を巻いたボヌッチの印象は良くない。次の機会でのリベンジを心に誓っていることだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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