昇格大本命のパルマがセリエBでまさかの低迷…新監督候補にピルロ、ガットゥーゾ、OBカンナバーロが浮上!

昇格大本命のパルマがセリエBでまさかの低迷…新監督候補にピルロ、ガットゥーゾ、OBカンナバーロが浮上!

パルマの新監督候補に名前が挙がったクラブOBのカンナバーロ。(C)Getty Images



 昨シーズンのセリエAで20位に終わり、セリエBに降格したパルマ。今シーズンは1年でのセリエA復帰を目指しているものの、序盤戦の成績が振るわない。7節終了時点で2勝3分け2敗の12位とスタートダッシュに失敗している。

 パルマはこの夏の移籍市場で、FWジェルビーニョ(現トラブゾンスポル)、MFエルナニ(現ジェノア)、MFヤスミン・クルティッチ(現PAOK)、MFユライ・クツカ(現ワトフォード)、DFジュゼッペ・ペッツェッラ(現アタランタ)らを放出する一方、FWフランコ・バスケス(前セビージャ)、FWジェンナーロ・トゥティーノ(前サレルニターナ)、MFパスクアーレ・スキアッタレッラ(前ベネベント)、MFスタンコ・ユリッチ(前ハイドゥク・スプリト)、GKジャンルイジ・ブッフォン(前ユベントス)らを獲得した。
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 チームの推定市場価格(7800万ユーロ)はセリエBトップで、その額はセリエAのエンポリ、スペツィア、ヴェネツィア、サレルニターナを上回る。充実した戦力を有し、セリエBの優勝候補、昇格の大本命と目されていた。

 ところが序盤戦で躓いた。チームを率いるのは、トップチームで初めて指揮を執るエンツォ・マレスカだ。現役時代はテクニカルな攻撃的MFとしてユベントスやフィオレンティーナ、セビージャなどでプレー。指導者としては、アスコリ、セビージャ、ウェストハムでコーチを経験し、昨シーズンはマンチェスター・CのU−23チームを率いていた。ただ、トップチームの監督は今シーズンのパルマが初めてで、経験不足を露呈している形だ。
 

 チームが不振に陥れば、監督人事がメディアを賑わせる。実際、『Gazzetta dello Sport』紙、『Corriere dello Sport』紙、『Tuttosport』紙などはマレスカに代わる指揮官として、アンドレア・ピルロ(前ユベントス監督)、ジェンナーロ・ガットゥーゾ(前フィオレンティーナ監督)、そしてクラブOBのファビオ・カンナバーロ(前広州監督)と、3人のフリー監督の名前を取り上げている。

 こうした報道を受け、カイル・クラウス会長は声明を発表した。「マレスカ監督への信頼は揺らいでいない」として、「監督の交代は考えていない」と強調。このままマレスカ監督とともにセリエBを戦っていくつもりのようだ。

 ピルロ、ガットゥーゾ、カンナバーロの名前を報じた『Gazzetta dello Sport』紙(カンナバーロとは連絡を取ったと報道)は、セリエBのクラブという点や経済面の理由から、「この3人のうち、誰かが後任になるのは現実的ではない」とも伝えている。

 当面はマレスカ体制が続きそうなパルマ。しかし、1年でのセリエA復帰に向けて、この先も調子が上向かないようなら、ふたたび監督人事が注目を集めそうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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