「とても能力が高い」GKブッフォンが日本人選手の印象を明かす!「冨安と吉田は…」【インタビュー】

「とても能力が高い」GKブッフォンが日本人選手の印象を明かす!「冨安と吉田は…」【インタビュー】

来年1月に44歳となるブッフォン。もっと良いGKになりたいという向上心や情熱は今も持ち続けているという。写真:ALLSTAR CLUB



 10月9日、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタが今年7月に設立した会員制オンラインクラブ「ALLSTAR CLUB(オールスターズ・クラブ)」にて、イタリアのレジェンドGKであるジャンルイジ・ブッフォンのオンライントークイベントが開催された。

 トークイベントは、事前に会員から募集した質問をブッフォンが次々と答えていく形で、20年ぶりに復帰した古巣パルマへの想いや、最近話題になったジャンケンのエピソード、趣味の美術館巡りに至るまで、内容は多岐にわたった。
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 イベント後、『ワールドサッカーダイジェスト』のインタビューに応じてくれたブッフォンに、現役を続けられる秘訣や昨シーズンまでセリエAのボローニャでプレーした冨安健洋の印象などについて語ってもらった。


――今日はよろしくお願いいたします。

「チャオ!よろしく」

――早速ですが、43歳となってもプロサッカー選手として現役を続けられる秘訣はなんですか?

「秘訣はひとつではなくて、規則正しい生活やトレーニング、食事など気をつけることはたくさんあるけど、何よりも大切なのは“目標を持つこと”だと思っている。目の前の目標に向かって日々を全力で過ごすことが、長いキャリアを築くうえで大切なことだと思っているよ」

――何歳までプレーしたいと考えていますか?

「GKとしてトップレベルの力量とモチベーションが維持できている限り続けたいと思っている。だから今のところ、いつまでといった制限は設けていないんだ」

――昨シーズンまでボローニャでプレーしていた冨安選手の印象はどうですか?

「冨安もそうだし、サンプドリアの吉田麻也もそうだけど、近年セリエAでプレーする日本人はとても能力が高くて信頼できる選手が多いという印象だね。そういう意味ではふたりは日本のサッカー界を成長させていくうえで、とても重要な役割を担っていると思う

――カタールW杯への出場を狙っていますか?

「自分が選べる立場ではないし、ほぼ完成された今のイタリア代表チームに自分の居場所があるか分からない。だけどモチベーションを高く保つという意味でも前向きに考えていきたい事ではある」



――以前のインタビューで、(ジャンルイジ・)ドンナルンマ選手(パリ・サンジェルマン)に対して「バロンドールを勝ち獲れる」と答えていましたが、彼のGKとして優れているところはどんな部分ですか?

「覚えているよ。そう答えたのは、彼がGKに必要な才能に恵まれているからだ。フィジカル的にもメンタル的にもね。とくにフィジカルは最大のストロングポイントだろう。身体が大きいのに俊敏性に優れていて、グラウンダーのボールへの反応も良い」

――最後にプロサッカー選手を目指す若者たちへのアドバイスをお願いいたします。

「これは僕も実践していることだけど、満足することなく常に成長できると考えること。もうひとつは情熱を持つことさ。情熱がエネルギーの源となっていて、普通の選手で終わるのか、一流選手となるのか、その違いは情熱の部分にあると私は考えている」
 


 今シーズンのブッフォンは、ユベントスからプロデビューした古巣のパルマ(セリエB)へ20年ぶりに復帰。7節終了時点でチームは12位とやや苦戦しているものの、自身は6試合に先発するなど正GKとしてチームを後方から支えている。

 このイベントを主催した「ALLSTAR CLUB」のメンバーには、イニエスタにゆかりのある、サッカー界のオールスターたちが参加している。

 ブッフォンの他に現役選手ではルイス・スアレス(アトレティコ・マドリー)、ブラヒム・ディアス(ミラン)、古橋亨梧(セルティック)、堂安律(PSV)、レジェンドとしてイケル・カシージャスやロベルト・カルロスも名を連ねている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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