「子どもたちにW杯に出ている姿を…」圧巻初ゴールの田中碧が夢を熱弁!「幸せを感じながら、しっかりと責任を持って」

「子どもたちにW杯に出ている姿を…」圧巻初ゴールの田中碧が夢を熱弁!「幸せを感じながら、しっかりと責任を持って」

スタメン抜擢に見事に応えた田中。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)



 日本代表は10月12日、カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選でオーストラリア代表とホームで相まみえた。

 ここまで3試合で1勝2敗と苦境に陥る森保ジャパンだが、この日はスタメンに抜擢された田中碧が開始8分で試合を動かす。左サイドでキープした南野拓実のパスにファーで反応すると、落ち着いたトラップから右足を一閃。強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。

 23歳の代表初ゴールで勢いに乗った日本はその後、大迫勇也らがビッグチャンスを迎えるが、追加点は奪えず。すると70分、1度はPKと判定されたペナルティエリア手前からのFKをアイディン・フルスティッチに叩き込まれ、同点に追いつかれてしまう。

 それでも86分、自動出場権獲得へ勝利が必須の日本は、土壇場で勝ち越し点を奪う。左サイドから途中出場の浅野拓磨が左足で放ったシュートが、最後は相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま2-1で終了。日本は苦しみながらも勝点3を積み上げた。

 起用に見事に応えて見せた田中は試合後、川崎フロンターレ時代の先輩・中村憲剛氏がインタビュアーを務めたフラッシュインタビューで、得点シーンを振り返った。
 
「拓実くんがボールを持ったときに、信じて走りました。目の前の相手がクリアしないなと、なんか分からないけど感じたので、ボール止めること、決めることに集中して蹴り込みました。上手く入ってくれたなという感じです」

 スタジアムには多くのサポーターが詰めかけ、森保ジャパンを後押しした。日の丸を背負う身として、田中は子どもたちたちへ与える「夢」についても熱く語った。

「日本サッカーのために、W杯に出ることが目標なので、そこに自分がこういう舞台でサッカーができる幸せを感じながら、しっかりと責任を持って、小さい子どもたちに日本がW杯に出ている姿を見せられるように、必ず勝って次に繋げたいと思っていたので、ゴールという形で勝利に貢献できてよかったなと思います。

 ここに来るときに、5歳くらいの子どもがユニホームを着て、僕らのバスを写真撮っていた姿を見て、本当にこういう子どもたちに夢を与えなきゃいけないなってすごく感じましたし、今日来てくれているサポーターの皆さんもすごく後押ししてくれました。もちろんここまで納得のいく結果ではないですけど、ここからしっかりと全部勝てば(W杯に)行けると信じてるので、これからも僕らも精一杯やっていきますし、日本のみなさんにも応援していただけたら嬉しいなと思います」

 最後は足をつりながらも、最終予選初先発の一戦を90分全力で戦い抜いた田中。ドイツのデュッセルドルフへ一旦戻り迎える、来月のアウェー2連戦(11日/ベトナム、16日/オマーン)でも気持ちの入ったプレーで列島を沸かせられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】スタメン抜擢の田中碧が右足で豪快に一振り!開始8分で先制をもたらす

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