【2000年代生まれ限定】ブラジル・リーグのスター候補TOP10を選出! 次に欧州上陸を果たすのはこの男たちだ

【2000年代生まれ限定】ブラジル・リーグのスター候補TOP10を選出! 次に欧州上陸を果たすのはこの男たちだ

近い将来の大ブレイクが期待されるスター候補ランクの上位5人。1位G・ヴェロン(左上)、2位G・メニーノ(右上)、3位ヴァンデルソン(左下)、4位アブネール(下中央)、5位Y・アウベルト。 (C)Getty Images



【識者選定 ブラジル・リーグのスター候補ランキングTOP10】
1位 
GABRIEL VERON(ガブリエウ・ヴェロン)
●2002年9月3日生まれ(19歳)●パルメイラス/ウイング
●174センチ・72キロ●ブラジルU-20代表

2位
GABRIEL MENINO(ガブリエウ・メニーノ)
●2000年9月29日生まれ(21歳)●パルメイラス/ボランチ
●176センチ・78キロ●ブラジル代表

3位
VANDERSON(ヴァンデルソン)
●2001年6月21日生まれ(20歳)●グレミオ/右SB
●178センチ・69キロ●ブラジル国籍

4位
ABNER(アブネール)
●2000年5月27日生まれ(21歳)●アトレチコPR /左SB
●181センチ・68キロ●ブラジル国籍

5位
Yuri ALBERTO(ユーリ・アウベルト)
●2001年3月18日生まれ(20歳)●インテルナシオナル/ CF
●182センチ・77キロ●ブラジル国籍

6位
BRUNO PRAXEDES(ブルーノ・プラーシェデス)
●2002年2月8日生まれ(19歳)●レッドブル・ブラガンチーノ/攻撃的MF
●186センチ・75キロ●ブラジルU−20代表

7位
CHRISTIAN(クリスチアン)
●2000年12月19日生まれ(20歳)●アトレチコPR /ボランチ
●178センチ・71キロ●ブラジル国籍

8位
Jan HURTADO(ファン・ウルタード)
●2000年3月5日生まれ(21歳)●レッドブル・ブラガンチーノ/ CF
●184センチ・80キロ●ベネズエラ代表

9位
HELINHO(エリーニョ)
●2000年4月25日生まれ(21歳)●レッドブル・ブラガンチーノ/ウイング
●175センチ・66キロ●ブラジル国籍

10位
NATAN(ナタン)
●2001年2月6日生まれ(20歳)●レッドブル・ブラガンチーノ/ CB
●188センチ・83キロ●ブラジルU−20代表
 
―――――◆―――◆―――――
 最も大きなポテンシャルを感じさせるのが、パルメイラスのガブリエウ・ヴェロンだ。
独特のリズムを刻むドリブルでサイドを制圧し、視野の広さと優れた状況判断を駆使してキラーパスを放つ19歳は、自ら貪欲にゴールも狙う「点も取れるウイング」だ。17歳2か月という若さでプロデビュー。19年U-17W杯では3得点・2アシストをマークしてブラジルの優勝に貢献するとともに、大会MVPに輝いた。「(クラブの先輩である)ガブリエウ・ジェズス超えは間違いなし」と期待されている。

 2位は同じパルメイラスに所属する「右足の魔術師」ことガブリエウ・メニーノ。中盤センターを主戦場に、テクニックを利したドリブルで駆け上がり、美しい軌道のクロスを配給する。高確率で枠をとらえるミドルシュートや直接FKも大きな武器だ。昨年はコパ・リベルタドーレスを制し、今年は東京五輪優勝と、21歳の若さで早くも2つのメジャータイトルを手に入れている。
 

 3位と4位はともにSBだ。3位はグレミオで躍動する右のヴァンデルソン。スピードに乗ったドリブルでサイドを切り裂き、高品質のクロスを送り込む「カフー2世」は、攻撃力が売りだが守備も堅実だ。4位はアトレチコPRに所属する左のアブネール。アタッキングサードでは個人技と連携プレーで敵陣を攻略するだけでなく、強烈ミドルでしばしばネットも揺らす。

 5位に選出したユーリ・アウベルトは、21年シーズンのブラジル全国リーグで11ゴールを挙げ、20歳ながら得点王争いで首位を走る万能型ストライカー。屈強でスピードがあり、左右両足、頭で点が取れる。彷彿とさせるのは、かつてブラジル代表で活躍したロナウドだ。

「リバウドの後継者」と評判なのが19歳のレフティー、ブルーノ・プラーシェデス。大柄だが柔軟なテクニックの持ち主で、抜群のキープ力と視野の広さを活かして中盤を支配する。7位のクリスチアンは、高度なボールスキル、確かな判断力、豊富な運動量が持ち味で、決定力も備える万能型ボランチ。「いずれファルカンのような選手に」と期待する声が少なくない。
 
 8〜10位は、いずれもブラガンチーノ所属の新鋭だ。ベネズエラ代表のファン・ウルタードはボカからレンタル中のCFで、強さ、巧さ、スピードの三拍子が揃い、決定力も高い。元アルゼンチン代表のテベスに似たタイプで、日進月歩の成長を遂げている。

 左足から繰り出す多彩なパスとミドルシュートを武器に、サイドエリアで躍動するのがウインガーのエリ―ニョだ。そして10位は世代屈指のCBと評される20歳のナタン。188センチの巨体を利した対人守備に絶対の自信を誇り、カバーリングも巧み。足下の技術も水準以上だ。

文●沢田啓明
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年11月18日号から転載
 

関連記事(外部サイト)