【2000年代生まれ限定】アルゼンチン・リーグのスター候補TOP10を選出! 次に欧州上陸を果たすのはこの男たちだ

【2000年代生まれ限定】アルゼンチン・リーグのスター候補TOP10を選出! 次に欧州上陸を果たすのはこの男たちだ

近い将来の大ブレイクが期待されるスター候補ランクの上位5人。1位アルバレス(右)、2位アルマダ(中央上)、3位ベラスコ(左上)、4位バスケス(中央下)、5位ファリアス(左下)。 (C)Getty Images



【識者選定 アルゼンチン・リーグのスター候補ランキングTOP10】
 1位
Julian ALVAREZ(フリアン・アルバレス)
●2000年1月31日生まれ(21歳)●リーベル/FW
●170センチ・71キロ●アルゼンチン代表

2位
Thiago ALMADA(ティアゴ・アルマダ)
●2001年4月26日生まれ(20歳)●ベレス/攻撃的MF
●171センチ・62キロ●アルゼンチンU−20代表

3位
Alan VELASCO(アラン・ベラスコ)
●2002年7月27日生まれ(19歳)●インデペンディエンテ/攻撃的MF
●167センチ・63キロ●アルゼンチン国籍

4位
Luis VAZQUEZ(ルイス・バスケス)
●2001年4月24日生まれ(20歳)●ボカ/FW
●190センチ・82キロ●アルゼンチンU−20代表

5位
Facundo FARIAS(ファクンド・ファリアス)
●2002年8月28日生まれ(19歳)●コロン/攻撃的MF
●173センチ・73キロ●アルゼンチンU−20代表

 6位
Fausto VERA(ファウスト・ベラ)
●2000年3月26日生まれ(21歳)●アルヘンティノス/セントラルMF
●180センチ・72キロ●アルゼンチン国籍

7位
Felipe PEÑA BIAFORE(フェリペ・ペーニャ・ビアフォレ)
●2001年4月5日生まれ(20歳)●リーベル/CB、セントラルMF
●185センチ・77キロ●アルゼンチン国籍

8位
Jose Manuel LOPEZ(ホセ・マヌエル・ロペス)
●2001年12月6日生まれ(19歳)●ラヌース/FW
●188センチ・74キロ●アルゼンチン国籍

9位
Nicolas CASTRO(ニコラス・カストロ)
●2000年11月1日生まれ(20歳)●ニューウェルス/攻撃的MF
●186センチ・76キロ●アルゼンチン国籍

10位
Valentin BARCO(バレンティン・バルコ)
●2004年7月23日生まれ(17歳)●ボカ/左SB
●168センチ・64キロ●アルゼンチンU−17代表
 
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 1位に選んだアルバレスは、テクニックとゲームビジョンに秀でたストライカーだ。コンビネーションプレーを得意とし、機動力を活かして前方のスペースを積極的に突くことができる万能型で、メンタルの強さも魅力だ。11歳のときにR・マドリーのテストを受けて高評価を得たが、「入団するには家族揃ってのマドリードへの移住が必須」という条件をクリアできず、スペイン行きを断念。その2年後にリーベルに入団し、18歳でトップチーム入りを果たした。今年6月にはA代表にもデビューしており、現行の国内リーグでもゴールを量産中。現在の好調を維持できれば、来年のW杯本大会のメンバーに入る可能性も十分にある。

 2位のアルマダは小兵のテクニシャン。コンタクトプレーを厭わないタフさは、テベスの出身地でもあるブエノスアイレスのスラム街、フエルテ・アパチェで培われたものだ。

 パウロ・ディバラと同じ「ラ・ホージャ」(宝石)の異名をとるのが3位のベラスコだ。得点力も兼ね備え、そのプレースタイルの類似性から元オランダ代表のロッベンと比較する声もある。

 4位のバスケスは同じくストライカーだった母親のDNAを受け継いだ本格派のCF。近年多くの若手が台頭しているボカの、新世代の旗頭でもある。

 5位のファリアスは10歳のときに母親を、2年前に父親と祖母を1か月の間に立て続けに亡くした苦労人だ。ただだからこそ、その厳しい環境で培った精神的な強さが天性のセンスの中にも垣間見える。

 東京五輪にも出場した6位のベラは、チームに落ち着きを与えることができるセントラルMF。今年8月にはトリノへの移籍報道が持ち上がったが、怪我もあって最近はパフォーマンスを落としているだけに復調が待たれる。

 7位に挙げたリーベルのペーニャ・ビアフォレはCBとセントラルMFをこなすマルチ。ポジショニングと足元の技術に優れた、ガジャルド監督のお気に入りの選手のひとりだ。
 
 8位のJ・M・ロペスはバスケットボールのプレー経験もある長身FWで、打点の高さを活かしたヘディング、左足のシュートを得意とする。ゴールへの執着心が強い典型的なストライカーだ。

 そして、育成に定評があるニューウェルスが輩出した近年の最高傑作が9位のカストロ。テクニックとパワーを兼ね備えた攻撃的MFは、チームの期待の星だ。

 10位は今年7月に17歳になったばかりのバルコ。まだ1部でのプレー経験こそ浅いものの、年代別代表の常連であり、球際の激しい守備と超がつくほど攻撃的なプレースタイルはブラジル人SBを想起させる。

文●エセキエル・フェルナンデス・ムルス(ラ・ナシオン)
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年11月18日号から転載

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