「本当のスキャンダルはマルディーニ」メッシのバロンドール論争にカッサーノが持論!「最高レベルで25年プレーしたのに…」

「本当のスキャンダルはマルディーニ」メッシのバロンドール論争にカッサーノが持論!「最高レベルで25年プレーしたのに…」

カッサーノ(左)は、先輩マルディーニ(右)がバロンドール受賞を逃したことこそスキャンダルだと主張した。(C)Getty Images



 現地11月29日、『France Football』誌が選出する2021年のバロンドールが発表され、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、2位のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキを僅差でかわして、最多7度目の受賞を果たした。

 この結果を受け、コロナの影響で選出なしに終わった昨年の最有力候補であり、昨シーズンは41ゴールを挙げ、ゲルト・ミュラーのブンデスリーガ最多得点記録を更新するなど、強烈なインパクトを残したレバンドフスキの落選を疑問視する声も少なくない。

 実際、戴冠を果たしたメッシ本人も授賞式でのスピーチで「昨年は君が勝者だった」と1歳年下の後輩を気遣い、「フランス・フットボールが賞を与えるべきだと思う」と、主催者に異例の要求を行なっている。

 そうしたなか、イタリア紙『Tuttosport』によれば、悪童として知られた元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、ツイッチチャンネル『BOBO TV』で、一連の騒動に言及。3冠達成に導いたレバンドフスキの一昨シーズンの圧倒的な活躍を踏まえ、自身の見解を明かしている。
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「2020年、フランス・フットボールは、レバンドフスキに授与すべきだった。あのシーズンでは彼が圧倒的に優れた選手だったからね。チームも個人の勝利も、全ての人の上にいた。それに(昨シーズンは)ゲルト・ミュラーの記録も破っている。2020年のバロンドールはレバンドフスキだけに与えられるべきだったし、スマートガイでありながら独特の謙虚さを持つメッシは、何百万人もの人々を前にしてステージ上でそれを言った」

 ただ、カッサーノは、メッシの受賞が新聞等で「スキャンダル」と表現されていることを非難。本当のスキャンダルは同胞の大先輩パオロ・マルディーニへの同賞の授与は見送りながら、同じくアッズーリの先達ファビオ・カンナバーロや、元ドイツ代表マティアス・ザマーへは与えたことだと主張している。

「マルディーニはチャンピオンズ・リーグの決勝に8回進出し、最高レベルで25年間プレーしたのに対し、ザマーとカンナバーロはそのレベルで1か月しかプレーしていない。2人合わせても、マルディーニのように歴史に残るような活躍はできない。それがスキャンダルなのだ」

 バロンドールは単年でのパフォーマンスを評価するものであり、長年トップレベルで活躍したからといって受賞できるものではないが、カッサーノはマルディーニほどの選手が貰っていないことが納得がいかないようだ。

 なお、マルディーニはバロンドールの発表が中止となった昨年、代わりに選出された「バロンドール・ドリームチーム」に名を連ねている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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