「女子サッカーが終わる」東京五輪で岩渕真奈が感じた重圧。なでしこジャパンは「強くなきゃいけないチーム」

「女子サッカーが終わる」東京五輪で岩渕真奈が感じた重圧。なでしこジャパンは「強くなきゃいけないチーム」

なでしこジャパンのエース岩渕が播戸氏のYouTubeチャンネルに出演。代表やWEリーグについて語った。(C)Getty Images



 元日本代表FW播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネル『播戸竜二のおばんざい屋』に、日本女子代表FW岩渕真奈が出演。なでしこジャパンや、昨夏の東京五輪について語った。

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 16歳で代表入りした岩渕は、2011年のドイツ女子ワールドカップ優勝を経験。翌年のロンドン五輪では銀メダル、15年のカナダ女子ワールドカップは準優勝と、日本女子サッカー界の黄金期を支えた。

 だが、その後のなでしこジャパンは、16年のリオ五輪出場を逃し、19年のフランス女子ワールドカップはラウンド16で敗退など、世界の舞台で思うような結果を残せず。岩渕は、「期待値が上がったので。2011年の優勝だったり、ノリさん(佐々木則夫監督。当時)の時代のおかげで。そこからプレッシャーは感じるようになってます」と明かし、次のように続ける。

「チームって、そんなすぐ出来上がるものでもないし、世界で勝つって本当に簡単なことじゃなかったんだなっていうのは、今の苦しさがあるからこそ思います」

 すでに代表では中心的存在になっている岩渕。播戸氏から「背負ってるプレッシャーとか、昔と違います?」と問われると、「全然違います」と応じる。

 基本的には「自分が好きなことなので、楽しみたい」という気持ちのほうが大きいようだ。ただ、東京五輪のグループリーグ3試合目のチリ戦だけは、試合前にこれまで感じたことのない重圧があったという。

「グループリーグを突破するにあたって、勝たないといけない、引き分けでも大丈夫な状況でしたけど、世の中のイメージというか視線も、相手のチリはFIFAランクも(日本より)下だし、勝てるだろうっていう」

 そのチリ戦は、無観客だった前の2試合とは異なり、有観客で開催。「負けちゃったり、グループリーグを突破できなかったら、女子サッカーが終わるなっていう、そのプレッシャーを感じていました」。

 結果は、田中美南のゴールで1−0の勝利。日本は無事に決勝トーナメント進出を決めることができた。
 
「そんな重いものを背負ってるんですね」と感心する播戸氏に対し、岩渕は「本当にその試合だけです」と笑顔を見せる。決勝トーナメントは「もうぶつかるだけ」だった。準々決勝でスウェーデンと対戦し、1−3の敗戦。優勝を目指していただけに「本当に残念だった」と振り返る一方で、「自分自身やれることはやったと思えているので。勝てなくて悔しいけど、悔いはない」と清々しく答える。

 今月末からは、来年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップの予選を兼ねる女子アジアカップがスタートする。岩渕にとって、なでしこジャパンは「強くなきゃいけないチーム」。だからこそ、「もっと頑張ってやらなきゃいけない」と表情を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】『播戸竜二のおばんざい屋』に岩渕真奈が出演! なでしこジャパンやWEリーグについて語る
 

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