「殴ってやる」決勝PK獲得のローマMFと妹が脅迫被害。学校のトイレの落書きに17歳妹は「小さい男たち、哀れ」

「殴ってやる」決勝PK獲得のローマMFと妹が脅迫被害。学校のトイレの落書きに17歳妹は「小さい男たち、哀れ」

ザニオーロのPK奪取が物議を醸している。(C)Getty Images



 地元で育った相手の選手のプレーが、自分たちのチームの敗北につながった。それが、選手やその肉親を中傷・脅迫する理由になるわけがない。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』や『Corriere dello Sport』が報じたところによると、ローマに所属するニコロ・ザニオーロとその妹が中傷・脅迫の被害に遭った。学校のトイレに罵倒や身の危険を感じさせる落書きがあったという。妹本人がSNSで明かした。

 2月27日のセリエA第27節で、ローマはスペツィアに1-0で勝利している。アディショナルタイムにタミー・エイブラハムがPKを決めて勝点3をもぎ取った。PKは、ビデオ判定の末に、ザニオーロが相手選手に蹴られたとしてローマに与えられたものだった。

 試合後、スペツィアのチアゴ・モッタ監督は判定への怒りをあらわにした。前半終了間際にケルビン・アミアンが2枚目のイエローカードを出された判定や、全般的なレフェリングを批判。主審に謝罪まで求めている。

 この経緯に加え、ザニオーロがスペツィアの地元で育ったことが、妹の学校の落書きにつながったのだろうか。妹のSNSには、「裏切り者」「小さい男だ」「いつでも殴ってやる」「気をつけろよ。スペツィアは忘れないぞ。ザニオーロはクソったれだ」といった落書きの画像が投稿されている。

【画像】蹴られた顔が腫れあがったザニオーロと妹の学校のトイレに書かれた誹謗中傷
 17歳の妹は「小さい男たちだと思う。憎しみと嫉妬の治療を受けなさい。哀れにしか思わない」と、愚かな行為に及んだ者たちを一刀両断。また、学校側が該当のトイレを一時閉鎖し、しかるべき調査を行うと通知してきたことも明かした。

 いかなる理由があろうと、絶対に許されない行為がある。世界は今、それを目の当たりにしている。そんななか、愚行に及んだ不届きものたちは、真剣に考えるべきだろう。

 なお、PK獲得の際に顔面を蹴られたザニオーロは、鼻を骨折したものの、手術は不要とのこと。3月5日のアタランタ戦には、保護マスクを着用して出場可能の見込みと報じられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ウクライナ国旗でライトアップされたアリアンツ・アレーナ

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