「三笘の2発でホームの望みを打ち砕く」英紙はアジアの大一番をどう見た?「南野のレーダーが作動していれば日本は…」

「三笘の2発でホームの望みを打ち砕く」英紙はアジアの大一番をどう見た?「南野のレーダーが作動していれば日本は…」

84分から途中出場し、2ゴールを奪った三笘。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)



 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(グループB)が3月24日に行なわれ、2位の日本は3位のオーストラリアと敵地シドニーで対戦。0―0で迎えた84分に投入された三笘薫が、89分とアディショナルタイムに2発を叩き込む離れ業をやってのけ、2―0で難敵を退けた。
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 この結果、森保ジャパンは最終節のベトナム戦を前に、7大会連続7度目のW杯出場が決定。一方、オーストラリアは、グループAの3位と対戦し、そこで勝てば南米予選5位と相まみえるプレーオフへ回ることに。日本を倒せば2位に浮上しただけに、痛恨の敗戦となった。

 英紙『The Guardian』は、「三笘薫が終盤に2ゴールを奪い、ホームチームの望みを打ち砕く」と、オーストラリアを襲った悪夢の現実をこう伝えている。

「スタジアム・オーストラリアは、有名な瞬間の数々を生んだ場所である。それだけに劣勢に立たされたホスト国が、誰も予想していなかった方法で逆境に立ち向かう、ハリウッドの叙事詩のような展開が予想されていた。グレハム・アーノルド監督は、敵に対して『戦う』必要があると言い、アシスタントコーチのレネ・ミューレンスティーンは、『勇気が試合を制する』と宣言して、その物語に傾倒していったのだった。とても感動的な話だった。

 しかし、サッカーの試合は、勇気では勝てない。ゴールがあればいいのだ。木曜日の夜、サッカルーズの希望は、89分の三笘薫の一撃と、94分のGKマシュー・ライアンの手から飛び出して、ゆっくりとネットへ転がるゴールに打ち砕かれたのである」
 
 25分には、試合の流れを大きく変えたかもしれない際どいジャッジがあった。オーストラリアのCKの場面で守護神の権田修一が被る形となると、慌てて対応した山根視来が誤ってクリアをゴールに入れてしまう。だが、権田と競り合ったトレント・セインズベリーにファウルがあったとして、オウンゴールは認められなかった。

 同紙はこの場面にも言及し、鋭い意見を飛ばしている。

「先制点をもたらすはずだったオウンゴールが、権田修一へのファウルで認められなかったことは議論の的になるだろうが、オーストラリアはセットプレーからしかダメージを与えられないように見えた。南野拓実のレーダーが作動しているような別の夜であれば、日本はもう4、5点取れていただろう。オーストラリアにはアイデアがまったくないように見え、試合が終わる頃には使い果たしていた」

 日本サッカー史に残る活躍を見せた三笘だが、オーストラリアでもその名は刻まれることとなるかもしれない。思い出したくない、苦い記憶として。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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