W杯得点王の“ロシアの英雄”が母国の軍事侵攻を非難「プロパガンダを信じている元妻はもはやゾンビ。地獄へ…」

W杯得点王の“ロシアの英雄”が母国の軍事侵攻を非難「プロパガンダを信じている元妻はもはやゾンビ。地獄へ…」

94年のW杯で得点王に輝いたサレンコ氏。(C)Getty Images



 1994年のワールドカップで得点王を獲得した元ロシア代表FWオレグ・サレンコ氏が、母国のウクライナへの軍事侵攻について非難した。ウクライナのメディア『Sport』が伝えている。

 ウクライナ人の父とロシア人の母を持つサレンコ氏は、ロシア代表の一員としてアメリカW杯に出場。カメルーン戦で1試合最多得点記録となる5点を挙げるなど、3試合で6ゴールをマークし、グループステージで敗退したチームの選手として初めてトップスコアラーに輝いた。

 ただ、ウクライナ代表でもプレーした経験のある名手は、この戦争に反対しているようだ。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のプロパガンダを信じ込んでいる最初の妻との関係を断ち切ったことを明かしている。

「私には家族の状況がある。それは、一般的ではない。私はロシアで生まれ、人生の重要な時を過ごした。そこには1つ目の家族がいる。最初の妻と息子だ。私はすでに最初の妻を地獄に送った。彼女はもはやゾンビで、クレムリン(ロシア政府)のプロパガンダを信じている」
 
 2番目の妻の息子はイタリアにいることを明かしたサレンコ氏は、最近スペインのジャーナリストから94年W杯について尋ねられ、「そのロシア代表には、5人のウクライナ人、2人のオセット人、そして2人のベラルーシ人がいたと答えた」と話している。

 そして、ウクライナの名門ディナモ・キエフでもプレーした52歳は、こう訴えている。

「私は西側の記者にこう言う。軍事侵攻を止めるために、もっとあなたたちの国民や政府に圧力をかける必要がある。(ロシアへの)制裁は制裁でしかない。ウクライナは兵器を必要としているんだ」

 両国に深い思い入れがあるサレンコ氏は、ウクライナ側に立って、ロシアの暴挙を非難している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ウクライナの強豪シャフタールが公開したキエフの惨状

関連記事(外部サイト)