「プレミアとセリエAはまるで違うスポーツ」デル・ピエロが母国イタリアの苦境を語る!「差は大きい」

「プレミアとセリエAはまるで違うスポーツ」デル・ピエロが母国イタリアの苦境を語る!「差は大きい」

母国のサッカーを憂いたのがデル・ピエロだ。(C)Getty Images



 2020-21シーズンはインテルが、翌シーズンはミランが、それぞれ11年ぶりのリーグ優勝を果たした。前者は今季、チャンピオンズ・リーグでグループステージを突破。リバプールに敗れてベスト16敗退に終わったが健闘をたたえる声もあった。そしてイタリア代表は昨年、下馬評を覆してEURO2020を制した。

 一方で、長年リーグを支配してきたユベントスは、欧州最高峰の舞台で期待された飛躍を遂げられず、3年連続ベスト16敗退に終わった。そしてEUROでの栄光から1年も経たずして、イタリア代表は2大会連続のワールドカップ予選敗退という屈辱を味わった。

 イタリア・サッカーは、かつての栄光を取り戻せていない。セリエAとプレミアリーグには大きな開きがあるとの声も少なくないだろう。かつてユベントスと代表の顔としてカルチョを代表したアレッサンドロ・デル・ピエロもそのひとりだ。

 米スポーツチャンネル『ESPN』で、デル・ピエロは「高いレベルを見せられるチームの数という点で、今はプレミアリーグが最高だ。チャンピオンズ・リーグやヨーロッパリーグを見れば分かる」と述べた。(イタリア紙『Gazzetta dello Sport』より)

「差は大きい。まるで異なるスポーツのようなときもある。プレミアのほうがよく走り、よりフィジカルで、よりスペクタクルだ。イタリアは苦しんでいる」
 
 だが、デル・ピエロは母国のサッカー界の復活を信じているようだ。

「再び立ち上がることはできる。カンファレンスリーグでローマがフェイエノールトを下して優勝したのを模範としなければいけない」

 その国のサッカー界をレベルアップさせるには、リーグにトップクラスの選手がいることも重要だ。セリエAはこの夏、ユベントスがポール・ポグバを、インテルがロメル・ルカクを取り戻すと言われている。デル・ピエロも期待を寄せた。

「ルカクとポグバの復帰はセリエAのクオリティを高め、全体に役立つと確信している」

 かつてはセリエAが世界最高のリーグと言われ、ワールドカップに出場するのが当たり前だった。再建への道は、容易ではない。ローマは一日にして成らず、だ。カルチョの国はいつか、デル・ピエロらが華々しい活躍を見せていた時代を取り戻せるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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