【ワールドカップ26人予想】最後の一枠に推したいのは…CFには復調の大迫勇也も必要だ

【ワールドカップ26人予想】最後の一枠に推したいのは…CFには復調の大迫勇也も必要だ

カタール・ワールドカップの日本代表26人の予想。先のアメリカ戦とエクアドル戦の結果を鑑みながら選んでみた。



 9月のドイツ遠征でふたつの強化試合、アメリカ戦(〇2-0)とエクアドル戦(△0-0)を戦った森保ジャパンは、11月1日にカタール・ワールドカップに向けたメンバー26人を発表する。

 果たして11月23日のドイツとの一戦で幕開けする本大会にどんな構成で挑むのか。ここでは26人の顔ぶれを予想してみる。

 GKは権田修一、シュミット・ダニエル、川島永嗣の3人か。権田はアメリカ戦での負傷により一時早くチームを離れたが、万全の状態であれば、これまで通り正守護神を務めるはず。もっともエクアドル戦のPKストップでアピールしたシュミットへの期待値も高まっており、最年長としてチームを引き締める川島の存在も欠かせない。成長著しい谷晃生(湘南)も候補だが、年齢バランスも鑑みて上記の3人を予想した。

 CBではキャプテンの吉田麻也は不可欠で、冨安健洋も負傷さえない限り順当にメンバー入りするだろう。数少ないJリーガーである谷口彰悟はたとえ控えでもチームのために働ける貢献度を見逃せず、ピッチ上での責任感も非常に強い。彼のような選手がいると団結力は増すはずだ。

 あと一枠は板倉滉と伊藤洋輝で大いに悩んだが、戦列復帰が間に合うか微妙なラインであるものの板倉を選出。6月のブラジル戦などでの力強いパフォーマンスを忘れられない。CB、左SBを務めるレフティの伊藤の汎用性も実に捨てがたいが……。
 
 SBは右は酒井宏樹と山根視来、左は長友佑都と中山雄太をカウント。長友は6月シリーズで右サイドでもテストされており、状況によって柔軟に使い分けると考えられる。

 ボランチは9月シリーズで素晴らしいコンビネーションを示した守田英正と遠藤航が軸になりそうだ。特に守田はまさに“最盛期”を迎えており、好守でチームを引っ張ってくれるだろう。遠藤は直近のリーグ戦で痛めた右足の状態が心配も、彼がいるからこそ中盤の強度は上がる。

 エクアドル戦で苦戦気味だった田中碧と柴崎岳も実力は十分。本番までにどれだけ調子を上げられるか、そして今の日本代表内でより明確な立ち位置を見い出せるかがポイントだろう。

 布陣内でボランチに入れた原口元気は4-3-3時のインサイドハーフや3-4-2-1でのウイングバックなどチームの引き出しを増やしてくれる存在と称せる。9月シリーズでは出場機会が限られたが、スムーズなシステムチェンジへ寄与してくれるはずだ。
 

 快勝した先のアメリカ戦を考えれば、2列目は右から伊東純也、鎌田大地、久保建英の並びがファーストチョイスだろう。それぞれクラブでも好調を維持しており、本大会まで継続してほしいところ。

 ドリブルが冴え渡る三笘薫はスタメンでも見てみたい選手だが、やはりジョーカーとしての起用が最適解か。コンディションの良さを感じさせる堂安律は9月の2試合で結果を残せなかった点が心残り。それでも久保らとともに攻守に働ける面は頼りになる。日本の10番、南野拓実は苦戦が続くも、これまでの悔しさをぶつける形で、大舞台での復活に期待したい。
 
 CFではアメリカ戦で速さと脚力を生かした“鬼プレス”でチームに新たな戦い方をもたらした前田大然が大きく序列を上げた印象だ。彼と同様のスピード系としては、戦列復帰を目指す浅野拓磨も候補だが、ここでは得点力も光る古橋亨梧を加えてみたい。古橋に関してはチームとして彼の生かし方をより模索すべきでもある。

 そして神戸で復調している大迫勇也も必要だろう。ワールドカップ初挑戦の顔ぶれが並ぶ前線で、その経験値は貴重。直近の福岡戦で見せた巧みなキープ力も、今のチームに改めてプラスしたい要素である。

 そして26人目として個人的に推したいのは相馬勇紀だ。中盤の左サイドは激戦区で、出場機会は限られるかもしれない。それでも果敢に仕掛ける姿勢は勢いを生むはず。A代表での経験が乏しい点は逆に伸びしろと考えられるのではないか。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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