千葉決勝は日体大柏が市立船橋を撃破! 静岡、大阪、福岡、東京AB、鹿児島など激戦区で一挙16校の本大会行きが決定!【選手権予選】
2022年11月12日 15時32分サッカーダイジェストWeb

千葉決勝は日体大柏(白)と市立船橋(青)が対戦。前者が激闘を2-0で制し、初の選手権切符を手中に収めた。写真:鈴木颯太朗
11月12日、第101回全国高校サッカー選手権大会の地区予選が全国各地で開催され、一挙に16の代表校が新たに出場権を獲得した。
千葉決勝では日体大柏が市立船橋を下し、本大会への出場権を獲得した。試合は互いに再三迎えたチャンスをモノにできず、前半をスコアレスで折り返す。そして迎えた後半3分、日体大柏が先手を取る。ゴール前のこぼれ球をオウイエが押し込んでネットを揺らすと、さらにその8分後には、裏へ抜け出した10番の古谷がペナルティエリア左で華麗に相手DFをかわし、冷静に流し込んで追加点。終盤の市立船橋の猛攻を耐え抜いた日体大柏がインターハイ予選決勝の雪辱を果たし、2-0の快勝を飾った。悲願の選手権初出場だ。
浜松開誠館と藤枝東の顔合わせとなった静岡決勝は、開始7分に均衡が破れた。浜松開誠館の松本がゴール前20メートルから豪快な直接FKをねじ込み、鮮やかに先制点を奪う。その後は7年ぶりの全国を狙う藤枝東の猛攻を自慢の堅守で凌ぎつつ、鋭いカウンターを繰り出した。後半も一進一退の攻防戦が展開されるなか、次の1点を奪ったのは浜松開誠館。同28分に岡田が技ありのハーフボレー弾を決めてリードを広げた。スコアは2-0のままタイムアップ。浜松開誠館が4年ぶり2回目の出場切符を掴んだ。
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履正社と興国の強豪対決となった大阪決勝は履正社に凱歌が上がった。ボルシアMG(ドイツ)入団の福田、セレッソ大阪入団内定の大迫を擁する神村学園は鹿児島決勝で鹿児島実を2-1で撃破。福岡決勝では飯塚が東福岡を1-0で下して初出場を決め、東福岡の3連覇を阻止した。
注目の東京AB予選は國學院久我山と成立学園が勝ち名乗り。そのほか、佐野日大(栃木)、山梨学院(山梨)、東邦(愛知)、帝京大可児(岐阜)、近江(滋賀)、東山(京都)、徳島市立(徳島)、四国学院大香川西(香川)、大津(熊本)が本大会に駒を進めている。
[11月12日の予選決勝結果]
栃木:佐野日大 2-1 宇都宮短大附
千葉:日体大柏 2-0 市立船橋
東京A:國學院久我山 3-1 実践学園
東京B:成立学園 2-1 国士館
山梨:山梨学院 2-1 帝京三
静岡:浜松開誠館 2-0 藤枝東
愛知:東邦 1(5PK4)1 東海学園
岐阜:帝京大可児 2-1 各務原
滋賀:近江 4-1 草津東
京都:東山 3-0 京都橘
大阪:履正社 2-1 興国
徳島:徳島市立 6-0 徳島商
香川:四国学院大香川西 3-1 高松東
福岡:飯塚 1-0 東福岡
熊本:大津 4-0 ルーテル学院
鹿児島:神村学園 2-1 鹿児島実
11月12日時点で本大会出場を決めているのは37校で、残るは11枠。明日日曜日は茨城、埼玉、神奈川、新潟、奈良、和歌山、山口、愛媛、長崎、佐賀の10県で代表校が決まり、11月20日の広島決勝で全出場校が出揃う予定だ。翌21日に組分け抽選会が実施され、本大会は今年も12月28日に開幕、1月9日に決勝戦が行なわれる。
構成●高校サッカーダイジェスト編集部
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