なぜW杯で番狂わせが続く?海外紙が見解!「日本は“ファンタジーのない兵隊”だったが…」

なぜW杯で番狂わせが続く?海外紙が見解!「日本は“ファンタジーのない兵隊”だったが…」

優勝候補のドイツを打ち破った森保ジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)



 イングランドはイランに6得点と大勝し、フランスはオーストラリアを相手に4得点で勝利した。スペインはコスタリカを7-0と一蹴している。

 一方で、アルゼンチンはサウジアラビアに、ドイツは日本に、それぞれ逆転負けを喫した。デンマークはチュニジア、クロアチアはモロッコと、それぞれスコアレスドローに終わっている。

 連日、大国や欧州勢がポイントを落としていることで、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「サッカーがグローバル化して小国が進化、大国苦戦」との見出しで、サッカー界の潮流が変わりつつあると報じた。

 同紙は「『信じられない』という言葉は、サッカーの世界で的外れになりつつある」と伝えている。

「ドイツが日本相手に崩れ落ち、アルゼンチンがサウジアラビアに倒されたのは『信じられない』ことだった。だが、クロアチアがモロッコに止められ、デンマークがチュニジアに苦しんだことも、あまり信じられることではないはずだ。ベルギーを圧倒したかのようで不当に敗れたエキサイティングなカナダもいる。ますます、特に大会の序盤に増えていくばかりだ」

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 一方で、1974年以降の準決勝に進出は、欧州が36回、南米が11回、アジアが1回、その他はゼロだとも指摘。アジアの1回(2002年大会の韓国)も、「ゼップ・ブラッター会長のFIFAが、アジア勢がその壁を壊さなければいけないと決めたからというだけでしかない」と強調した。

「リーグ戦と同じだ。序盤はビッグクラブにとってより危険だが、中小クラブは落ち着き出し、最後に勝つのはユベントス、ミラン、インテル、バイエルン、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー、バルセロナだ」

 それでも、同紙は「おそらく、何かが変わりつつある」とも認めている。

「かつて我々は日本のことを、この上なく規律はあるがファンタジーのない兵隊たちと表現していた。今は、サイドチェンジやオーバーラップ、速攻がある」

 Gazzetta dello Sport紙は、「日本やチュニジアが準決勝に勝ち進むのを見るには、まだ時間がかかる」としたうえで、「情報技術にデジタルサポート、監督たちの知識が、文化の種まきをしている」ともつけ加えた。

 今後も波乱は起きるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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