森保ジャパンのスペイン戦出場16選手を相手国記者が採点!「8点」の高評価を受けた2人は?【W杯】

森保ジャパンのスペイン戦出場16選手を相手国記者が採点!「8点」の高評価を受けた2人は?【W杯】

スペインを破って決勝トーナメント進出を決めた日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)



 森保ジャパンはカタール・ワールドカップのグループステージ第3戦で、スペインと対戦し、2-1で金星を挙げた。相手国スペインの記者は、日本選手のパフォーマンスをどう見たのか。試合分析に長けたアルベルト・モレン記者に採点してもらった。

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【GK】
権田修一 6
味方のDF陣が前方をプロテクトしてくれたおかげでセーブ機会は少なかったが、シュートに対し素早く反応し、ハイボールの処理でも思い切りの良さが光った。これまでの2試合に比べて、周囲に安心感を与えることができていた。

【DF】
板倉滉 6.5
4バックより5バックに適性がありそうだ。背後をカバーする選手がいることで得意のインターセプトやビルドアップでチャレンジしやすくなり、ボックス内における球際の激しさの不足による影響を最小限に抑えることができるからだ。先制点の場面では、モラタにフリーでシュートを打たせてしまった。

吉田麻也 7
DFラインを統率しながら、前方に飛び出してインターセプトする板倉と谷口の背後を確実にカバー。機動力に長けたモラタの対応に苦戦する場面もあったが、その7番がベンチに下がった後は、より余裕をもってプレーすることができた。

谷口彰悟 6
CB陣の中では最もスペインの攻撃陣に苦しめられた。フリーランでゴール前に走り込むガビに釣り出され、たびたび吉田と長友の間にスペースを作ってしまった。ガビが交代で退いた後は、他の選手と同じように、安堵のため息をついた。
 


【MF】
伊東純也 6.5
右ウイングバックでプレー。スペインが攻撃に比重を置いているサイドを守るという難しいタスクだったが、ダニ・オルモに数度突破を許しただけで、全体的に封じることができていた。

長友佑都 5.5
ドイツ戦、コスタリカ戦に続いて前半のみで交代したが、少なくとも対面でマッチアップしたニコ・ウィリアムスの突破を封じることはできていた。

田中碧 8
前半こそペドリを止めるのに苦労したが、遠藤がスタメンを外れる中、球際の強さと戦術眼を発揮し、中盤でバランスを取る大役を全う。攻撃では逆転弾を叩き込んだ。

守田英正 6.5
マイボール、相手ボールに関わらず、中盤を幅広くカバーした。ガビを捕まえる際に、谷口とのマークの受け渡しが曖昧な部分もあったが、他の選手と同様に尻上がりのパフォーマンスを見せた。

鎌田大地 6.5
ポゼッションで劣勢に立たされた前半は、左サイドに流れて守備の献身性を披露。日本が攻勢に転じた後半は、相手の注意が三笘に集まったことで、ピッチ中央でパスをさばく機会が増えた。

久保建英 5.5
ドイツ戦と同様に、日本が守勢を強いられた前半のみのプレーに。相手ゴールに迫るよりも、バルデやパウ・トーレスにプレッシャーをかける守備面での働きのほうが目立った。

【動画】ボールは出ていた? 物議を醸している田中碧の勝ち越し弾


【FW】
前田大然 6.5
立ち上がりから相手のビルドアップの際、CBにプレッシャーをかけ、パスコースを切るという泥臭い役割をほぼ1人でこなした。日本が攻勢に転じたハーフタイム明け直後は、ウナイ・シモンが守る相手ゴール付近で動き回れるようになり、その猛プレスがスペインを慌てさせ、日本の同点ゴールを呼び込んだ。

【途中出場】
MF
堂安律 8
ドイツ戦に続いて、途中出場から得点をマーク。選手交代をカンフル剤にし、試合の流れを引き寄せ得点に結び付ける日本の快進撃の原動力になっている。全体的にも右サイドでバルデにプレッシャーをかけ、攻撃を活性化させた。

MF
三笘薫 7.5
後半頭から長友に代わって左ウイングバックに入り、再びチームのパフォーマンスを向上させた。これまで2戦のようなドリブルのキレはなかったが、その分、的確なパスで攻撃に流動性を生み出した。守備面での貢献度の高さは驚きだ。
 
FW
浅野拓磨 6.5
今大会初めてリードした展開での出場だった。日本は守りを固めて逃げ切り態勢に入っていたため、敵陣ゴールから遠く離れたエリアでのプレーを強いられ、これまでとは勝手が違った。それでも守備要員にとどまることなく、ゴールに迫る機会も何度かあった。

DF
冨安健洋 6
敵将のルイス・エンリケ監督がアンス・ファティとジョルディ・アルバを送り込んだのと同時に、日本の右サイドの守備を強化するために投入された。スペインは執拗にそのサイドから攻め込んだが、突破されずに持ちこたえた。

MF
遠藤航  ――
終盤に試合を締めるクローザーとして、森保監督が投入。中盤の守備を厚くし、その役割を果たした。

文●アルベルト・モレン
翻訳●下村正幸

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