「韓国人はイ・ガンインの試合をTVで観ないでほしい」元日本代表監督アギーレの“暴言”に韓メディアが激怒!「恥、無礼だ」「移籍させてくれれば、マジョルカ戦など誰も見ない」
2023年03月21日 05時45分サッカーダイジェストWeb

アギーレ監督(左)はイ・ガンイン(右)在籍でキックオフ時間に影響を受けているのが不満のようだ。(C)Getty Images
3月19日に開催されたラ・リーガ第26節で、マジョルカは好調のベティスと敵地で対戦。0-1で敗れ、4戦勝ち無しとなった。
この試合後の会見で、マジョルカのハビエル・アギーレ監督が発した言葉が韓国で物議を醸している。
同国のメディア『マイデイリー』によれば、かつて日本代表も率いたメキシコ人指揮官は、韓国代表MFイ・ガンインが在籍しているマジョルカが14時キックオフ(韓国時間22時)の試合が多いことを問題視。「我々は昼間の試合が多すぎる。このように暑い日に昼の試合日程を組んでくれたラ・リーガ事務局に感謝するよ。昼の時間帯に9試合もした」と不満をぶちまけ、暴言とも取れる言葉を発したのだ。
「韓国人がイ・ガンインの試合を観るのをやめてほしいね。テレビを消してほしい」
同メディアは「一日のうち最も暑い時に開かれた試合ということだ。選手たちが大変で、試合がきちんとできないという意味だ。では、この時間に勝利したベティスは?」と綴り、お互いに同じ条件だと指摘。こう糾弾している。
「韓国のサッカーファンがテレビでマジョルカに試合を視聴してはいけない? マジョルカ指揮官の脅迫的発言だ。あなたたちのために14時に試合をして負けたので、あなたたちが試合を見なければ勝てるという意味だ。恥ずべきで、無礼そのものだ」
記事は、「韓国時間22時の試合はラ・リーガのアジア市場拡大のための戦略だ。リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが去った後、人気が急落しているラ・リーガが生き残るためにやっている施策だ。長期的にリーガにもマジョルカにも利益になる状況だが、試合で負けたとアギーレ監督がこれを正面から否定した」と批判を続けている。
「アギーレ監督は目の前の木だけを見て森を見ていない。スペインメディアは連日『イ・ガンイン効果』に対する賛辞を贈っている。マジョルカのユニホーム販売1位、トレーニング場とスタジアムに集まる多くの韓国のファン、マジョルカが得ている効果だ。マジョルカが過去にこのような贅沢を味わったことがあったか」
『マイデイリー』は、先日イ・ガンインに対して観客から差別的なジェスチャーがあった件にも触れ、こう続けている。
「イ・ガンインのファンを傷つけ、イ・ガンインを愛するファンたちの情熱に冷水をかけた。また、これからもっと多くなるイ・ガンインのファンの流入を事前に防いだようだ。このチームはアギーレ監督がいる以上、イ・ガンインだけでなくアジア選手が回避すべきチームとして刻印された」
そして、「解決策がある。アギーレ監督がラ・リーガに不満を持ちながら戦う必要はない。韓国のサッカーファンを脅迫する理由もない。とても簡単だ。イ・ガンインを移籍させればいいのだ」と見解を述べている。
「冬のイ・ガンイン移籍を必死に阻んだのは誰だったか。冬の移籍市場で、ニューカッスル、アストン・ビラ、ブライトン、アトレティコ・マドリーなどがイ・ガンインに関心を寄せた。本人も移籍を望んだ。しかし、アギーレ監督が移籍をご破算にさせた」
「韓国時間22時に韓国のファンがテレビを見るのがそんなに嫌なら、これによって試合で勝利できないなら、イ・ガンインが望む通りに送り出せば良い。そうすれば、韓国のファンは絶対にマジョルカ戦を見ないだろう。どんなゴールデンタイムであっても、マジョルカの試合は見ない。心配しないでください」
さらに「アギーレ監督が望む通りにできる。14時の試合を避け、存分に勝利すればよい。 韓国のファンもイ・ガンインがより良いチーム、より良い監督のいるチームに移籍することを望む。 イ・ガンイン本人も移籍したい。 本当にすべてを満足させる『完璧なウィン・ウィンの戦略』だ」と主張を続け、最後にこう締めくくっている。
「ふと思い出すこの言葉だ。 通り過ぎてこそ幸せが分かる。 アギーレ監督に伝えたい言葉だ」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】あどけない久保とイ・ガンインの少年時代の2ショット
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