イタリア地方選挙にナポリOBの元伊代表MF&柳沢敦の元同僚が立候補! ウェア、ロマーリオ、ベベットらのように政治家の道を歩めるか

イタリア地方選挙にナポリOBの元伊代表MF&柳沢敦の元同僚が立候補! ウェア、ロマーリオ、ベベットらのように政治家の道を歩めるか

メッシーナ時代に柳沢とチームメイトだったザンパーニャ(手前)。(C)Getty Images



 5月14~15日にイタリアの598の自治体で地方選挙が行なわれる。4月17日、イタリア『sky sport』などは、地方選の立候補者の中に、2人の元サッカー選手が含まれていると伝えた。

 1人目は、サルバトーレ・バーニ。1956年生まれの66歳で、1981~84シーズンにインテル、84~88シーズンにはナポリでプレーしたセントラルMFだ。

 ナポリ時代の86-87シーズンにはディエゴ・マラドーナとともに、クラブ初のスクデット(とコッパ・イタリア優勝)を勝ち取った。イタリア代表としても1986年のメキシコ・ワールドカップに主力として出場している。

 2人目はアタランタ(2006~08シーズン)などでプレーしたFWリッカルド・ザンパーニャ。1974年生まれの48歳で、メッシーナ時代の2004~06シーズンは柳沢敦とチームメイトだった。

 バーニは、カンパーニャ州ナポリ県にある人口約4万1000人のクアルト市議会選に立候補。ザンパーニャは、故郷の地ウンブリア州テルニ県の県都テルニ市議会選(人口約11万1000人)に立候補している。
 
 元サッカー選手が政治家に転身する例はいくつもある。元ミランのジョージ・ウェアはリベリア大統領、1994年のアメリカW杯を制したブラジル代表で2トップを組んだ、ロマーリオはブラジル上院議員、ベベットはリオデジャネイロ州議会議員の現職だ。
【動画】94年W杯を制した、ロマーリオとベベットのゴールをチェック

 イタリアでは、ローマなどでプレーしたMFダミアーノ・トンマージが2022年6月にヴェローナ市長選で当選。ボローニャなどに所属したMFカルロ・ネルボは2009~14年にかけて、ヴェネト州ヴィチェンツァ県のソラーニャ市長を務めていた。

 はたしてバーニとザンパーニャは5月に実施される地方選で当選し、ウェアやロマーリオ、ベベット、トンマージらのように政治家の道を歩めるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

関連記事(外部サイト)

  • 記事にコメントを書いてみませんか?