「カマダは望んでいる」鎌田大地とミランが基本合意と伊メディア報道! 「マルディーニも気に入っている」
2023年05月14日 16時15分サッカーダイジェストWeb

激しい争奪戦が行なわれている鎌田。イタリアへ向かうのか。(C)Getty Images
先日からナポリの関心が報じられていた鎌田大地だが、ここにきてミランが再び動きを見せているという。そしてイタリアの名門は日本代表MFとの交渉を深めているようだ。
イタリアの移籍情報サイト『calciomercato.com』は5月13日、ミランと鎌田が年俸300万ユーロ(約4億2000万円)で基本合意に達したと報じた。
今季限りでのフランクフルト退団が決まっている鎌田は、この夏の人気銘柄のひとりだ。欧州各国の強豪クラブがこぞって関心を寄せていると言われる。
33年ぶりのセリエA優勝を果たしたナポリは、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が日本人選手を狙っていることを公言した。これを受け、鎌田獲得の動きも注目されていたが、『Corriere dello Sport』紙が先日、ミランが割って入ったことでナポリの交渉が停止したと伝えていたところだ。
そして13日、ダニエレ・ロンゴ記者はcalciomercato.comで、ミランのフレデリク・マッサーラSDが鎌田を「強く評価」しており、技術部門責任者のパオロ・マルディーニも「気に入っている」と報じた。
ただ、同記者は「ミランは投資の技術的・戦術的側面に関して吟味している」とも報道。レアル・マドリーからレンタル中のブラヒム・ディアスの去就も影響するとの見方を示している。
「ともにトップ下だが、条件は異なる。スペイン人選手はマドリーから完全移籍で獲得するのに高額投資が必要で、一方の日本人はフリーだ」
いずれにしても、鎌田の移籍が決まったわけではない。ロンゴ記者は「ミランは日本人MFを巡る激しい競争とも勝負しなければいけない」ともつけ加えた。そのうえで、ミラン優位を伝えている。
「イタリアではナポリも追っており、ドルトムント、ベンフィカ、ニューカッスル、アトレティコ・マドリーも忘れてはいけない。だが、カマダはミランのユニホームを着ることを望んでおり、このためミランが勝負のボールを握ることができている」
本田圭佑以来となる、ふたり目の日本人選手がミランに誕生するのか。今後の進展に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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