「ケインの代役となるとかなりの重荷」古橋享梧のトッテナム移籍に現実味は?
2023年06月07日 18時27分サッカーダイジェストWeb

スコットランド・リーグで大活躍した古橋。このオフ、ビッグクラブへの移籍は実現するのか。写真:GettyImages
公式YouTubeチャンネル『サッカーダイジェストTV』で「最新移籍マーケット情報」を配信。その中で気になったのが、スコットランド・リーグでMVPと得点王に輝いた古橋の去就である。
6月6日にセルティックの指揮官だったポステコグルーのトッテナム監督就任が決まったこともあり、ポステコグルーが古橋を誘うのではないかとの噂も囁かれている。トッテナムのエースであるケインの移籍話が浮上している影響もあり、その代役に古橋をと、そんなニュースも報じられていた。
果たして、古橋のトッテナム移籍に現実味はあるのか。スポーツニッポン新聞社の垣内記者の見解は以下のようなものだった。
「(古橋は)ケインの代役となるとかなり重荷なので…。しかも、報じられている(古橋の)移籍金(約26億円)が安くない。そこまで出すか、個人的には疑問」
確かに、プレミアリーグでの実績がない古橋をいきなりエース格として迎え入れるのかは疑問符が付く。おそらくセルティックも安売りするスタンスではなく、垣内記者曰く「セルティックは20億円くらいじゃないと売らない」。
古橋は現在28歳。年齢的に考えても20億円は高値で、セルティックからすれば獲得に向けて慎重なスタンスになる可能性はある。
古橋自身はステップアップを目指しているはずで、新天地がプレミアリーグのクラブになれば、そこで主力を張れるかサブ要員なのかが判断基準のひとつになるかもしれない。
垣内記者は「セルティックも売り時だと考えている」との見解も示しており、移籍金の問題さえクリアできれば交渉は一気に進むか。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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