「クボを見失うまいと過剰に心配」久保建英とマッチアップしたインテルDFに伊メディアが辛口評価「守備に引きこもらざるを得なかった」

「クボを見失うまいと過剰に心配」久保建英とマッチアップしたインテルDFに伊メディアが辛口評価「守備に引きこもらざるを得なかった」

左のウイングバックで先発したアウグスト。(C)Getty Images



 得点やアシストはつかなかったが、存在感で目の前の相手に重圧をかけた。

 レアル・ソシエダの久保建英は9月20日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節インテル戦で先発出場し、72分までプレーした。ソシエダは立ち上がりに先制し、追加点の好機もあったが決めきれず、終盤にラウタロ・マルティネスの同点弾を許して2ポイントを落としている。

 左足のシュートやロビン・ル・ノルマンの絶好機をクロスで演出するなどした久保だが、直接ゴールに絡むことはなかった。しかし、対峙したインテル左サイドのカルロス・アウグストに対するイタリアメディアの評価に存在感がうかがえる。

『Gazzetta dello Sport』紙は、カルロス・アウグストに及第点の6点をつけ、「彼のサイドにはクボがいたが、決して崩れることなく抑えた」と評価。だが、「積極性はなかったというのが本当のところ」と、久保がピッチに立っていた間は守備対応に追われたと指摘している。

 インテル専門サイト『fcinternews』も同様の評価だ。同じく6点をカルロス・アウグストにつけ、「チーム全体とまったく同じくソフトな立ち上がり。クボを見失うまいと非常に、過剰に心配し、攻める任務もあることを忘れているかのようだった」と伝えた。

【動画】待望のCLデビュー!久保が高精度キックで絶好機を演出


 また、『Sport Mediaset』は、カルロス・アウグストに5点と辛口の評価をしている。

「インテルで先発デビューだったが、この夜で覚えておくべき喜ばしいことはそれだけだった。技術のあるクボを前に、まったくサイドを駆け上がることなく、守備に引きこもらざるを得なかった」

 カルロス・アウグストは終盤、オフサイド判定で得点にはならなかったが、途中出場したマルクス・テュラムのあわや同点弾という場面をお膳立てした。イタリアメディアも終盤のプレーには一定の好印象を抱いたようだ。

 ただ、それは久保がベンチに退いた後のことだった。それだけ、日本代表アタッカーの影響力があったということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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