「CLでカマダを出さなかったのは奇妙」鎌田大地の起用法にラツィオ指揮官が苦悩か。地元メディア「サッリは評価しているのに、使えない」

「CLでカマダを出さなかったのは奇妙」鎌田大地の起用法にラツィオ指揮官が苦悩か。地元メディア「サッリは評価しているのに、使えない」

サッリ監督(左)は鎌田(右)の起用法について迷いがあるようだ。(C)Getty Images



 ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督は、鎌田大地をどう使うべきかに頭を悩ませている。

 10月25日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節でフェイエノールトに1-3と敗れた際、サッリは鎌田大地を起用しなかったことを悔いていると話した。

 2点ビハインドで迎えた後半、指揮官はアンカーのニコロ・ロベッラをベンチに下げた。だが、投入したのはマテオ・ゲンドゥジ。終盤にはマティアス・ベシーノを交代させたが、起用したのはダニーロ・カタルディだった。

 サッリは以前、鎌田をルイス・アルベルトやロベッラと同時起用するのはチームバランスから難しいとの考えを明かしている。セリエA開幕当初は、鎌田とルイス・アルベルトを両インサイドハーフとし、カタルディをアンカーに置いたが、チームは結果を出せずに批判を浴びた。

 フェイエノールト戦後の発言は、サッリが技術的な観点から鎌田を評価していることを表しているだろう。だが、試合の特徴からもゲンドゥジ起用が妥当だったというコメントからは、特にフィジカル面でフランス人MFが上回るとの考えもうかがえる。

 ラツィオ専門サイト『Cittaceleste』は、「カマダか、カマダじゃないか、それがジレンマだ!」と報じた。

「ロッテルダムでの大敗で日本人選手が起用されなかったことは、いくらかの疑問を生んでいる。サッリが彼を考えなかったのは、とても奇妙なことだ。ビハインドを背負い、挽回を目指すことを求められていただけになおさらだ。それでも、サッリはカマダのようにFWを支えられる選手よりも、抑えることと飛び出しが貴重なベシーノのような選手を起用するほうを望んだ」

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 同メディアは「現状、カマダはサッリの序列でかなり後れを取っているようだ」と続けている。

「ゲンドゥジとベシーノは、ルイス・アルベルトが好きなところに向かい、ロベッラが自由にビルドアップできるようにするのに必要なカバーリングを保証する。この戦術では、カマダには厳しい」

「だが、発言に基づけば、サッリはカマダを評価しているようだ。トリノ戦では『最もうまく溶け込んだ新戦力』のように評し、フェイエノールト戦では起用しなかったことを悔やんでいると話した。使いたいけど使えない――そんな監督の心の苦悩が現れているようだ」

 Cittacelesteは「今のラツィオにカマダの居場所はあるだろうか。これがジレンマだ」と締めくくった。

「サッリが彼を失いたくないのなら、ルイス・アルベルトとのバランスや持続可能性に取り組まなければいけないだろう。1年前、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチと共存させたときに少し似ている。それを再現できるか、見てみよう」

 サッリは中盤の最適解を見つけられのか。そしてそこに鎌田は含まれるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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