U-23アジア選手権は東京五輪に向けた最高の“予行演習”。森保監督が掲げるテーマは

U-23アジア選手権は東京五輪に向けた最高の“予行演習”。森保監督が掲げるテーマは

会見に臨んだ森保監督。写真:滝川敏之



 日本サッカー協会は12月29日、U-23アジア選手権(2020年1月8日〜26日/タイにて開催)に臨むU-23日本代表のメンバー発表会見を行なった。

 東京五輪出場の予選を兼ねている今大会は、どのチームも“ガチンコ”で挑んでくるのは間違いない。すでに開催国枠で本大会への出場が決まっている日本にとっては、これ以上ない貴重な強化の場となる。

 登壇した森保一監督は、「我々は頂点を目指して戦うこと、選手が集合してチームとして活動できることを、改めて確認して大会に臨みたい。酷暑での6試合。東京五輪への準備という部分で進んでいければと思っています。グループリーグから非常に力のある相手との対戦となる。初戦からしっかり粘り強く戦い抜いて先に進んでいきたいです。2年前のアジア選手権ではグループステージを突破して、その後のウズベキスタンに負けて終えてしまった。そういった意味でも今度の大会は最後まで勝ち進められるように、アジアの頂点に立てるように覚悟して臨みたいと思っています」と抱負を述べる。
 
 今大会は1年を通して蒸し暑さが続くタイで、最長約1か月に及ぶ活動だ。最高気温30度を超えるなかで、日本は9日の初戦サウジアラビア戦から、中2日でグループステージ3試合に臨む。さらに決勝トーナメントに勝ち上がっても、中2日あるいは中3日で強度の高い試合をこなさなくてはいけない。チームの底上げに加えて、環境面、日程面を見ても7月の東京五輪の戦いを見据えた予行演習になる。

「この大会の気候状況は、東京五輪をイメージしやすい。最大6試合でタイトなスケジュールのなか、タフに戦っていかなければいけない。そこを選手に分かってもらいながら成長して進んでいければと思っています」

 そうした環境で森保監督が掲げるテーマが、精神面と身体面の成長だ。「メンタル的にもフィジカル的にもタフに戦えるように、そして強豪との試合を最後にモノにできるように勝負強さを考えて戦ってもらえるようにしたい」と意気込んでいる。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 

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