「もはや頭痛の種」マドリーがベイルを“タダ”でも放出したい「3つの理由」をスペイン紙が報じる!

「もはや頭痛の種」マドリーがベイルを“タダ”でも放出したい「3つの理由」をスペイン紙が報じる!

出番がなくても残留を希望するベイルにマドリーは頭を抱えているようだ。(C)Getty Images



 現在、コロナウイルスの流行により、スペインのラ・リーガは休止となっている。

 バルセロナの3連覇を阻止したいレアル・マドリーは、その宿敵とのクラシコ(第26節)を制して首位に浮上しながら、翌週にベティスに敗北。再びバルサにトップの座を明け渡し、2ポイントの差の2位で中断期間に入っている。

 そのマドリーで、今シーズンも期待を裏切っているのがガレス・ベイルだ。ここまでラ・リーガでは14試合に出して2得点。9月以降はゴールから遠ざかり、前述したクラシコのように、重要な試合で起用されないケースも少なくない。

 スペイン紙『Marca』は、“頭痛の種”になっているこのウェールズ代表FWの放出が、今夏の移籍市場におけるマドリーの「最重要課題」だと綴っている。
 
 記事によると、2022年までの契約を結んでいるベイルを手放す理由として、ピッチ上での不甲斐ないパフォーマンスに加え、約1700万ユーロ(約21億円)という高額な年俸、そしてEUパスポートの問題があるという。

 来年1月にイギリスがEUから離脱した場合、ベイルはEU外扱いとなってしまうが、ラ・リーガではEU外選手の登録が3人までしか認められていない。現在その枠はヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、エデル・ミリトンで埋まっており、さらに現在Bチームのヘイニアルやマジョルカにレンタル中の久保建英もその候補となる。モチベーションの低い30歳よりも、将来有望な若手のために貴重な枠を使いたいと思うのは、当然と言えば当然だろう。

 ただ、問題となるのは、ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネットが明かしているように、本人がマドリードでの生活を満喫しており、離れるつもりがないことだ。昨夏に中国移籍が決まりかけたが、それは先方が年俸2500万ユーロ(約31億円)という好条件を示したからであり、給料制限が導入された現在の中国リーグに渡るのは難しい、と『Marca』紙は見ている。

 ヨーロッパ中を見回しても、マドリーと同じ年俸+移籍金を用意してベイルを買おうとするクラブはないため、マドリーはタダで手放すことも厭わないつもりだという。

 だとしても、故障の多いこのアタッカーに1700万ユーロもの年俸を用意するクラブがあるだろうか。ベイルが年俸ダウンを受け入れない限り、ディールが成立しない可能性は小さくない。

 ほとんど戦力にならず、高給をもらう。マドリーにとって、ベイルはまさに「頭痛の種」なのである。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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