「たとえ1年でも、チェルシーに残るべきだった」元ドイツ代表バラック、現役時代の後悔を告白

「たとえ1年でも、チェルシーに残るべきだった」元ドイツ代表バラック、現役時代の後悔を告白

チェルシー時代のバラック。 (C) Getty Images



 ブンデスリーガやプレミアリーグで5回の優勝を経験し、チャンピオンズ・リーグでは2度の準優勝、ワールドカップやEUROのファイナルも戦った。そんな元ドイツ代表のレジェンド、ミヒャエル・バラックは、チェルシーで契約を延長しなかったことを悔いているという。

 英衛星放送『Sky Sports』のポッドキャストで、バラックはチェルシー時代の日々を振り返った。加入前にジョゼ・モウリーニョ監督と話した際に「個性と野心」に感銘を受けたというバラックは、「そういう監督と仕事するのはまったく新しいことだった。彼は素晴らしかった」と賛辞を寄せている。

 だが加入して2年目のシーズン、モウリーニョは退任した。バラックは「勝てないと監督はチームでもっとも弱い(立場の)人になってしまう」と擁護した。

「彼の仕事の仕方は激しいから、うまくいかなくなる時が来るのかもしれない。それでも、クラブをあのレベルに戻した彼の偉業をファンは知っている。彼とは今でも良い関係だ。彼のことを悪く言う選手は多くないはずだよ」

 翌シーズン、チェルシーが選んだルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、期待された結果を残せないままシーズン途中に去った。バラックは「まったく機能しなかった。彼は本当に選手たちとの関係を築けなかった」と断じている。

 そして後任となったカルロ・アンチェロッティ監督について、バラックは「紳士なスマートガイ」と表現。「リスペクトをしながら全員を輝かせられる」と称賛した。だが、そのアンチェロッティが2年目を迎える前に、バラックはチェルシーを去る。

 当時33歳だったバラックは「監督は残留を望んでくれたが、クラブはあの年齢の選手に1年の契約延長しかしないと決めた。自分は2年希望だった」と振り返っている。

「今になってみれば、間違っていたかもしれないと言える。たとえ1年でも残るべきだった。最後の日まで、チェルシーで道を見つけられると思っていたんだ。本当に最後まで残りたかった」

 古巣レバークーゼンに復帰したバラックは、その2年後に現役生活を終えた。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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