「抗生物質がよく効いた」「症状は人によって全く違う」82歳のストークファンが新型コロナから奇跡の生還を果たす!

「抗生物質がよく効いた」「症状は人によって全く違う」82歳のストークファンが新型コロナから奇跡の生還を果たす!

熱狂的なファンの多いストークにとってはうれしい知らせとなった。 (C)Getty Images



 ヨーロッパにおける新型コロナウイルスの感染拡大は衰えを知らず、影響はますます広がりつつある。イングランドでは現地時間27日、ボリス・ジョンソン首相の新型コロナ陽性が発表され、衝撃が走った。

 プレミアリーグをはじめとしたプロリーグも中断され、クラブに関わる選手、スタッフは自宅隔離中だ。

 暗い話題が続くなか、気持ちが明るくなるニュースが舞い込んできた。ストーク(2部)の熱狂的なファンだという82歳のシド・ローベンブリーさんが、新型コロナ陽性となり入院したものの、回復したという知らせだ。英紙『Daily Star』が報じている。

 シドさんは50年以上にわたってストークのシーズンチケットを購入している熱狂的なファン。そんな父の“奇跡の生還”について、息子であるデイブさんが取材に応じ、新型コロナ感染が判明してからのことを赤裸々に明かしている。

「まず、介護施設から電話があった。父が高熱にうなされていて、肺炎の可能性があると言われたんだ。そして、(3月21日に)チードルにある老人ホームから、ロイヤルストーク大学病院に運ばれる前に、ウイルス検査で陽性が判明した。正直、彼が隔離病棟に入ったことを知ったときは、覚悟しなければいけないのかなと思った」

 シドさんは脳血管性認知症を患っており、「本当にショックだった。気持ちは半分くらい喪に服していたよ」と振り返っている。妻であるジャンさんは自宅待機、そして51歳になるデイブさんも実家に戻ることは禁じられた。

 しかし、シドさんは4日後に回復。病院から「退院できる」と連絡が入ったという。

「本当に驚いた。呼吸に問題もなく、父は奇跡的に回復した。こんなことってあるんだなとビックリしたよ。知り合いの医師から、とても早いペースで症状が変わると聞いてはいたけれど、信じられなかった」

 そしてデイブさんは、父親の症状について医師から見聞きしたことを、「出回っている情報と全く違うし、人によって症状は全く異なるらしいので、あくまで一例に過ぎない」としながらも回復までの様子を明かしている。

「基本的に、このウイルスは体内で異常な方法で作用しているようだ。僕の父のようにすぐに回復したような人もいれば、逆に同じスピードで死に至る人もいる。どちらに作用するかは、人によって全く違う。幸い、僕の父は抗生物質がよく効いたので、4日後に退院することができたと聞いている」

 退院したシドさんは、自宅で隔離状態にあるという。14日間後に再びウイルス検査を行なう予定だそうだ。

「82歳の誕生日を迎えた日に父に会ったきりなのだけど、また会えるまでは時間がかかりそうだ。でも無事であることが何よりもうれしい。ロイヤルストーク病院のスタッフと、介護施設のスタッフに心から感謝したい。彼らの対応は素晴らしいものだった」

 同紙は「ストークは心強いサポーターを失わずに済んだ」とし、奇跡の回復を心から喜ばしいニュースだと伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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