デル・ピエロやブッフォン、C・ロナウドは何位? 現地番記者が選ぶ「過去20年のユベントス・レジェンドTOP10」

デル・ピエロやブッフォン、C・ロナウドは何位? 現地番記者が選ぶ「過去20年のユベントス・レジェンドTOP10」

2000年代以降、ユベントスに貢献した選手をランキング化した。(C)Alberto LINGRIA,Getty Images



 欧州ビッグクラブでいわゆる“レジェンド”と呼ばれるプレーヤーを、「2000年以降のチームの勝利や発展、タイトルの獲得、クオリティーアップにどれだけ大きく貢献したか」という基準で、現地記者に格付けしてもらった。
 
『ラ・スタンパ』紙のアントニオ・バリッラ記者が選出したユベントスのレジェンドTOP10は――。
 
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 貢献度を元に客観的な視点で順位付けすれば、在籍10年で320試合・171得点という際立った数字を残したトレゼゲが1位。クラブ史上で最も多くのゴールを決めた外国人選手だ。
 
 次点はカンナバーロ。アッズーリでドイツW杯優勝に貢献して06年のバロンドールに輝いたCBは、ほぼ無敵の進撃で04―05シーズンからセリエAを連覇したチームのシンボル的な存在だった。このふたつのスクデットが「カルチョポリ」によって剥奪されたことは事実だが、あの時のチームがピッチ上で見せた強さが、それによって色褪せるわけではない。
 
 出場と得点のクラブレコードを更新したデル・ピエロが3位、そして守護神のブッフォンが4位だ。ともにW杯優勝メンバーにもかかわらず、06年のセリエB降格時にもチームに残って再興に大きく寄与。レジェンドとしてクラブの歴史にその名を深く刻んでいる。
 
 この2人に続く現カピターノのキエッリーニが5位。11―12シーズンからのセリエA8連覇に、すべて主役として貢献している。宿敵ミランで一時代を築きながら、ビアンコネーロでも同じくレジスタとして不可欠な存在となったピルロも忘れられない名手。黄金時代のいわば礎となった。
 
 7位のポグバは、移籍金ゼロでやってきた若手としては期待以上の活躍だった。8位のテベスは在籍わずか2年だったが、14―15シーズンに19年ぶりのCL決勝進出の立役者になるなど、エースとして重要な存在だった。
 
 9位は重要なゴールやアシストが多い現ナンバー10のディバラ。C・ロナウドはまだ在籍1年半だが、クラブのブランド力を世界有数にまで押し上げ、大きな商業的成功をもたらしている。トップ10に入る資格があるだろう。
 

 以下は、ユベントス在籍期間中の公式戦の通算成績と貢献度ランキングだ。

1位:ダビド・トレゼゲ(元フランス代表FW)
所属期間:2000年7月〜2010年8月
公式戦通算成績:320試合・171得点・17アシスト
◎10年以上在籍
◎現役引退済み
 
2位:ファビオ・カンナバーロ(元イタリア代表DF)
所属期間:2004年8月〜2006年7月、2009年7月〜2010年6月
公式戦通算成績:128試合・7得点・1アシスト
◎現役引退済み
 
3位:アレッサンドロ・デル・ピエロ(元イタリア代表FW)
所属期間:1993年7月〜2012年6月
公式戦通算成績:706試合・290得点・79アシスト
◎最多得点記録保持者
◎最多出場記録保持者
◎10年以上在籍
◎現役引退済み
 
4位:ジャンルイジ・ブッフォン(元イタリア代表GK)
所属期間:2001年7月〜2018年6月、2019年7月〜
公式戦通算成績:667試合・527失点・クリーンシート314回
◎現所属選手
◎10年以上在籍
 
5位:ジョルジョ・キエッリーニ(イタリア代表DF)
所属期間:2005年7月〜
公式戦通算成績:509試合・36得点・20アシスト
◎現所属選手
◎10年以上在籍
 
6位:アンドレア・ピルロ(元イタリア代表MF)
所属期間:2011年7月〜2015年6月
公式戦通算成績:164試合・19得点・38アシスト
◎現役引退済み
 
7位:ポール・ポグバ(フランス代表MF/現マンチェスター・U)
所属期間:2012年8月〜2016年8月
公式戦通算成績:178試合・34得点・40アシスト
 
8位:カルロス・テベス(元アルゼンチン代表FW/現ボカ)
所属期間:2013年7月〜2015年7月
公式戦通算成績:96試合・50得点・18アシスト
 
9位:パウロ・ディバラ(アルゼンチン代表FW)
所属期間:2015年7月〜
公式戦通算成績:216試合・91得点・36アシスト
◎現所属選手
 
10位:クリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル代表FW)
所属期間:2018年7月〜
公式戦通算成績:75試合・53得点・14アシスト
◎現所属選手
 
文●アントニオ・バリッラ(ラ・スタンパ紙記者)
翻訳●片野道郎
 
【著者プロフィール】
地元トリノに本社を置く一般紙『ラ・スタンパ』のユベントス担当記者。『コリエーレ・デッロ・スポルト』紙や『トゥットスポルト』紙を含めて、ユーベ番は10年以上に及ぶ。カルチョメルカート(移籍市場)にも精通し、様々なクラブの裏事情にも明るい。1966年生まれ。
 
※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年4月16日号より転載
 

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