村井チェアマン、異例の代表招集時のリーグ戦開催に含み。「公平な競技運営が担保できない」

村井チェアマン、異例の代表招集時のリーグ戦開催に含み。「公平な競技運営が担保できない」

リーグ再開について、村井チェアマンは「今の段階ではなんとも申し上げられない」と語る。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)



 Jリーグは4月15日、第2回臨時理事会を開催し、その後ビデオ会議システムを通じてウェブ会見を実施した。そのなかで村井満チェアマンは、「今日何かを決めたわけではない」としたうえで、今後のリーグ日程の検討方法について見解を示した。

 Jリーグは4月3日に、3度目のリーグ戦延期決定の末に、再開スケジュールは白紙に戻された。今後のリーグ再開について村井チェアマンは「6月からの開催が可能なのか、7月になるのか、8月になるのか、それよりもっと深いところからになるのか、今の段階では私のほうから何とも申し上げることができません」と語る。4月初旬までの段階では、2週間単位で再開の可否を検討した経緯もあるが、「1か月単位でどんな手が打てるのか、ということをプロジェクトの中では検討し始めています」という。

 また5月上旬ごろまでの再開ならば、大会フォーマットをチューニングすることなく再開できることに自信を示してきた同チェアマンだが、「6月以降になってくると、いくつかの大会でチューニングが必要」になるほか、「代表が試合をするところでは、Jリーグの試合をしないというような申し合わせがあったりしましたが、今回公平な競技運営が担保できないということを呑み込んでいるので、代表チームが招集されているなかでも、場合によってはJリーグの試合を行なうことも考えなければいけないかもしれない」と、異例のリーグ開催の事態にも含みを持たせた。

 さらに村井チェアマンは、JFAの須原清貴専務理事からもリーグ開催を重視する方針について明言があったことを明かしたうえで、「天皇杯の競技日程を考えることでも少し日程を確保していく」とし、ルヴァンカップについてもグループステージ、プレーオフを「少し圧縮することで(同大会を)継続していく」という考えを明らかにした。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、依然としてリーグ再開が見えてこないJリーグ。チェアマンが「様々な組み合わせの中で、今後の日程の議論を進めていくことになると思われます」と語るように、大会方式の変更や代表招集時の開催なども見据えた大胆な日程再編が必要となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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