ベイルやケイン、モドリッチは何位にランクイン?現地番記者が選ぶ「過去20年のトッテナム・レジェンドTOP10」

ベイルやケイン、モドリッチは何位にランクイン?現地番記者が選ぶ「過去20年のトッテナム・レジェンドTOP10」

上位にランクインした(左上から時計回りで)ケイン、エリクセン、モドリッチ、ベイル。 (C) Getty Images



 欧州ビッグクラブでいわゆる“レジェンド”と呼ばれるプレーヤーを、「2000年以降のチームの勝利や発展、タイトルの獲得、クオリティーアップにどれだけ大きく貢献したか」という基準で、現地記者に格付けしてもらった。

 デーリー・テレグラフ紙のマット・ロウ記者が選出したトッテナムのレジェンドTOP10は――。

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 14―15シーズンから4年連続で20ゴール超えを実現し、プレミアの得点王にも輝いたケインが1位。エースのこの活躍と重なるのが、ポチェティーノ監督が率いた近年のチームの快進撃だ。15ー16シーズン以降は3位→2位→3位→4位とCL出場権を掴み続けている。

 次点は13年夏に入団し、攻撃のタクトを振りながら二桁アシストをコンスタントに記録したエリクセン。移籍を志願した最後の半年はモチベーションを落として精彩を欠いたが、6年半の功績がそれで色褪せるわけではない。

 3位のベイルは、左ウイングとしてブレイクを遂げた後、12ー13シーズン途中からトップ下で新境地を開拓して21ゴールとさらに進化を遂げ、発展途上のチームを力強く牽引した。

 そのベイルと同時代の功労者が、4位のモドリッチだ。チームの心臓部として攻守両面で貢献し、視野の広さを生かしたパスでゴールももたらした。
 過去20年で唯一タイトルを獲得した07―08シーズンのリーグカップ決勝で、力強いパフォーマンスを見せたCBのキングが5位。キャリアを通して慢性的な膝の怪我に悩まされたのが悔やまれる。

 6位は「カントナの再来」としてサポーターを沸かせたベルバトフで、7位は常に前線を走り回って攻撃を活性化させたキーン。後者はプレミアで6年連続の二桁ゴールを記録してもいる。
 
 小柄ながら抜群のゴール嗅覚を発揮したデフォー、CBと左SBをハイレベルにこなす万能型を武器に、長きに渡って最終ラインを支え続けているヴェルトンゲンの2人も、トップ10入りに値する。

 10位はパフォーマンスの質が総じて高かったファン・デルファールト。名門R・マドリーから加入したという経緯も、クラブの進化を語る上では欠かせない。
 

 以下は、トッテナム在籍期間中の公式戦の通算戦績と貢献度ランキングだ。

1位:ハリー・ケイン(イングランド代表FW)
所属期間:2011年1月〜
公式戦通算成績:278試合・181得点・30アシスト
◎現所属選手
◎5年以上在籍

2位:クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表MF/現インテル=ITA)
所属期間:2013年8月〜2020年1月
公式戦通算成績:305試合・69得点・89アシスト
◎5年以上在籍

3位:ガレス・ベイル(ウェールズ代表FW/現レアル・マドリー=SPA)
所属期間:2007年7月〜2013年9月
公式戦通算成績:203試合・56得点・58アシスト
◎5年以上在籍

4位:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表MF/現レアル・マドリー=SPA)
所属期間:2008年7月〜2012年8月
公式戦通算成績:160試合・17得点・27アシスト

5位:レドリー・キング(元イングランド代表DF)
所属期間:1998年7月〜2012年7月
公式戦通算成績:317試合・12得点・3アシスト
◎10年以上在籍
◎ワンクラブマン

6位:ディミタール・ベルバトフ(元ブルガリア代表FW)
所属期間:2006年7月〜2008年9月
公式戦通算成績:102試合・46得点・24アシスト

7位:ロビー・キーン(元アイルランド代表FW)
所属期間:2002年8月〜2008年7月、2009年2月〜2011年8月
公式戦通算成績:302試合・121得点・24アシスト
◎5年以上在籍

8位:ジャーメイン・デフォー(元イングランド代表FW)
所属期間:2004年2月〜2008年1月、2009年1月〜2014年2月
公式戦通算成績:361試合・143得点・31アシスト
◎5年以上在籍

9位:ヤン・ヴェルトンゲン(ベルギー代表DF)
所属期間:2012年7月〜
公式戦通算成績:311試合・14得点・7アシスト
◎現所属選手
◎5年以上在籍

10位:ラファエル・ファン・デルファールト(元オランダ代表MF)
所属期間:2010年8月〜2012年8月
公式戦通算成績:77試合・28得点・18アシスト

文:マット・ロウ(デーリー・テレグラフ紙記者)
翻訳:田嶋コウスケ

【著者プロフィール】
マット・ロウ(デーリー・テレグラフ紙記者)
英国ロンドン在住。英紙「デーリー・テレグラフ」のサッカー担当。2部以下のフットボールリーグを扱う「リーグ・ペーパー」紙に勤務した後、2006年に英紙「デーリー・エクスプレス」で執筆開始。12年に英紙「サンデー・ミラー」でサッカー部門主筆を務め、13年から現職。イングランド代表を始め、プレミアリーグを精力的に取材中。W杯ロシア大会も現地取材を行なった

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年4月16日号より転載

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