オールタイムでも1位はあの男! 現地番記者が選ぶ「過去20年のアーセナル・レジェンドTOP10」

オールタイムでも1位はあの男! 現地番記者が選ぶ「過去20年のアーセナル・レジェンドTOP10」

ヴェンゲル監督時代の主力たちが上位にランクイン。 (C) Getty Images



 欧州ビッグクラブでいわゆる“レジェンド”と呼ばれるプレーヤーを、「2000年以降のチームの勝利や発展、タイトルの獲得、クオリティーアップにどれだけ大きく貢献したか」という基準で、現地記者に格付けしてもらった。
 
 ロンドン・イブニング・スタンダード紙のジェームズ・オレー記者が選出したアーセナルのレジェンドTOP10は――。

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 ヴェンゲル政権の中心的存在だったアンリは、オールタイムの格付けでもトップだろう。エレガントで力強く、それでいてシュート精度は一級品。01-02シーズンから5年連続で20ゴール超えを果たし、無敗優勝を決めた03-04シーズンは30得点の大台に乗せるなど、プレミア史に残る活躍を披露。通算228ゴールはクラブ史上最多だ。

 2位のヴィエラもヴェンゲルの下で原石から本物のダイヤに進化したレジェンド。192cmの体躯を生かしたダイナミックな守備で中盤を引き締めつつ、推進力抜群の持ち上がりや急所を突くパスで決定機にも絡んだ。

  3位のベルカンプは90年代の活躍が印象的ながら、00年以降も優雅なプレーの数々でファンを魅了。02年3月のニューカッスル戦で見せた技ありシュート(振り向きトラップで敵を交わして決めた)は、プレミアの歴代ベストゴールに選ばれている。
 4位のアダムスは83年から02年までクラブ一筋を貫いた「ミスター・アーセナル」。00年以降は在籍期間が短いものの、初期のヴェンゲル政権を支え続けた功績を高く評価した。

 左サイドからボールを滑らせるようにドリブルし、カットインから幾多のゴールを演出したピレスが5位。アンリとのコンビネーションも秀逸だった。アグレッシブな仕掛けで右サイドを強引に切り崩したユングベリとピレスの両サイドアタックは爽快だった。

 7位には03年までゴールマウスに君臨したシーマンを選出。宿敵トッテナムから加入したキャンベルは、無敗優勝を最後尾で支えた守備のキーマンだ。エネルギッシュなプレーでチームに活力を与えたパーラーが9位。チェルシーへの移籍でケチがついたとはいえ、当時世界最高の左SBだったA・コールの貢献も、無視はできないだろう。

 以下は、アーセナル在籍期間中の公式戦の通算戦績と貢献度ランキングだ。

1位:ティエリ・アンリ(元フランス代表FW)
所属期間:1999年8月〜2007年6月、2012年1月〜2012年2月
公式戦通算成績:375試合・228得点・90アシスト
◎クラブ最多得点記録保持者

2位:パトリック・ヴィエラ(元フランス代表MF)
所属期間:1996年8月〜2005年7月
公式戦通算成績:392試合・33得点・34アシスト

3位:デニス・ベルカンプ(元オランダ代表FW)
所属期間:1995年7月〜2006年6月
公式戦通算成績:402試合・109得点・71アシスト
◎10年以上在籍

4位:トニー・アダムス(元イングランド代表DF)
所属期間:1983年7月〜2002年6月
公式戦通算成績:401試合・21得点・5アシスト
◎10年以上在籍
◎ワンクラブマン

5位:ロベール・ピレス(元フランス代表MF)
所属期間:2000年7月〜2006年6月
公式戦通算成績:283試合・85得点・41アシスト

6位:フレドリック・ユングベリ(元スウェーデン代表MF)
所属期間:1998年9月〜2007年6月
公式戦通算成績:326試合・71得点・36アシスト

7位:デイビッド・シーマン(元イングランド代表GK)
所属期間:1990年7月〜2003年6月
公式戦通算成績:480試合・415失点・クリーンシート193回
◎10年以上在籍

8位:ソル・キャンベル(元イングランド代表DF)
所属期間:2001年7月〜2006年8月、2010年1月〜2010年6月
公式戦通算成績:210試合・12得点・3アシスト

9位:レイ・パーラー(元イングランド代表MF)
所属期間:1991年3月〜2004年7月
公式戦通算成績:437試合・30得点・14アシスト
◎10年以上在籍

10位:アシュリー・コール(元イングランド代表DF)
所属期間:1999年7月〜2006年8月
公式戦通算成績:227試合・9得点・18アシスト

文:ジェームズ・オレー(ロンドン・イブニング・スタンダード紙記者)
翻訳:田嶋コウスケ

【著者プロフィール】
ジェームズ・オレー(ロンドン・イブニング・スタンダード紙記者)
ロンドンの夕刊紙『ロンドン・イブニング・スタンダード』のフットボール部門チーフ。スカイ・スポーツやBBCラジオなどメディア露出も多い腕利きで、ロンドンのフットボールシーンに精通する。ESPN英国版に移籍予定。

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年4月16日号より転載

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