「時間の問題だよ。なぜなら…」南野拓実、リバプールでの“成功”に古巣指揮官が太鼓判!

「時間の問題だよ。なぜなら…」南野拓実、リバプールでの“成功”に古巣指揮官が太鼓判!

マーシュ監督から賛辞を贈られた南野。プレミア再開後の捲土重来を期す。(C)Getty Images



 かつての恩師がリバプールでの活躍に太鼓判を押した。

 世界的ネットワーク『ESPN』の公式YouTubeチャンネルに登場したのは、レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)で指揮を執るアメリカ人指揮官、ジェシー・マーシュだ。2015年から3年間に渡ってニューヨーク・レッドブルズ(アメリカ)で監督を、2018−19シーズンにはザルツブルクで助監督を務め上げ、2019年夏に監督へ昇格。そのマーシュ監督が、新天地リバプールで苦闘を続ける南野拓実の現状とこれからについて私見を述べた。

 45歳の指揮官は「タキ(南野の愛称)のことはずっとお気に入りなんだ。本当はニョーヨークに呼びたかったんだけどね」と前置きしたうえで、まずはフットボーラーとしての南野のインプレッションを明かした。

「僕がザルツブルクに到着したとき、すぐに気づいたよ。タキはチームで非常に重要な役割を果たしくだろうとね。とにかくスマートでクレバー。爆発的ななにかを持っているわけではないが、フットボールを理解し、最終的にどんなプレーをして戦術を遂行すべきかをよく理解している選手だなと感心した」

 年明けからリバプールの一員となったものの、出場機会は限定的で、いまだユルゲン・クロップ監督が標榜するスタイルには順応し切れていない印象だ。その点については次のように見ている。

「あのチームにどれだけのタレントと経験豊富な選手がいると思う? いまのタキにとってはグループの中で自己を確立するのが先決で、そのためには当然、相応の時間が必要だ。チームと一緒にいる時間が続けば続くほど、どんどん彼の良さが理解され、存在が際立って行くに違いない。タキは前線の6つのポジションすべてをこなし切れる。本当にスマートでクレバーだからね。いまは問題を抱えているのだとしても、すぐに解消されるはずだよ」

 
 アメリカ人指導者として初めてチャンピオンズ・リーグで采配を振るった戦術家は、さらにこう続ける。

「リバプールの練習ではかなり良いパフォーマンスを披露していて、チーム内ではその熱心な姿勢が評価されていると聞いた。ただ実際のゲームではまだうまく周囲と噛み合わないのだろうね。もう少し時間はかかるだろうが、タキは日々の努力を怠らない素晴らしい青年だから、きっと好転すると信じている。何度も言うが、単に時間の問題なんだよ」

 新型コロナウイルスの影響下で、プレミアリーグ再開の具体的な目途は立っていない。はたして仕切り直しとなる舞台で、マーシュ監督の見立て通り、日本代表FWは輝きを放てるのか。まずは結果を、イングランドでの初ゴールを叩き出して勢いを得たいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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